LSD 西船橋~皇居&ランチバイキング



箱根駅伝のスタート・ゴール地点の記念像の前にて

ジョギングクラブの毎年恒例のイベント、皇居ラン&ランチバイキングに参加した。
参加は2度目。ただ今回はここ2年ほど実施できていなかったLSDをやって、その後ランチバイキングに参加しようということになった。

船橋から皇居まで走るLSDだ。まあ長距離といっても20km強なのでLSDかといわれると微妙だが、皆と長距離走ることってそれほど 多くはない。やってみたら楽しいだろうってことで、企画された。
で、メンバーを募ったものの僕を含め結局4人。

スタート前のお約束の靴で記念撮影

40、50代のメンバーも仕事等重なり多くは参加できなかった。

朝7時に近くの自宅近くの吉牛で待ち合わせ。朝起きたときは少し肌寒かったのだが、集合すると7時の時点でもう汗がでてきていた。 今日は、気温今年入って一番高いそうだよ、とFYさん。うーん、やっぱタンクトップにすりゃよかったかあ。と思った。

LSDスタート!!

コースは特に何か工夫のあるコースではない。14号をずっと東京方面に走っていくのみのコースだ。 メンバーも全員14号をそれぞれ通勤やトレーニング等で走ったことがあるということなので、全く知らないコースではない。 新しい発見等は中々ないかもしれないが、4人でしゃべりながら走って行くのが楽しいという感じだ。

例によって写真も撮った。綺麗な風景とかあるわけでもないが、まあ記念だ。 しかし4人で走るとどうとないコンビニでの立寄りも一つのイベントとなる。

7時45分、市川駅に着いた。ここのコンビニでトイレ休憩。休憩後14号にでようとしたときに、歩道に石碑があった。 市川のこの道などは何度も一人で走っているときに通ったりしたが気づかなかった。 まあ気づいたとしてもマジマジとは、見なかったろう。

「四つのテスト。言行はこれに照らしてから 1.真実かどうか 2.みんなに公平か 3.好意と友情を深めるか 4.みんなのためになるかどうか」

「なんかどこかで聞いたような言葉だよな。」KUさんが考えていた。
僕は全く聴いたこともない言葉だった。しかし家に帰ってからネットで調べると、この「四つのテスト」というのは、ロータリーの哲学を表現し、 職業奉仕の理念の実行に役立つものとして掲げられたものとのこと。ロータリーとは国際的な社会奉仕連合団体「国際ロータリー」のこと。 もちろん恥ずかしながらそういう団体の存在すら知らなかった自分にとっては凄い発見だった。

こんなちょっとしたことでも4人で走っていると気づく。中々いいと思った。街の再発見イベントって感じだ。

4人で走っているので、以前「内房てくてくらんらん」で町の鏡で全員の写真を撮ったことを思い出して、再度やってみようと思った。
しかしあの鏡は見通しの悪いところにある。こんな14号通りには基本的にはなさそうだった。 だが、駐車場があるところ、ビルから道路に車がでるところは、必ずといっていい程あった。
なるほどそりゃそうかあ、と思わず納得。

新中川に着いた。この橋の名前も今回初めて知った。「上一色橋」だった。オウム真理教の上九一色村を一瞬思い出してしまった。 あの事件で村のイメージがかなり悪くなったが、今はどうなっているのかなと一瞬思った。

階段は意外と足に来るね~

8時半。新小岩の駅前に着いた。
自宅からは丁度10kmの位置にある。この先は自転車で走ったことは何度もあるがランは初めて。

新小岩を過ぎると荒川だ。やはりこうやって走るとデカいことがあらためてわかる。 天気も良くスカイツリーも見える。やっぱ記念撮影だろ~。ってことで記念撮影。

更に走っていくと旧中川の橋がある。川をみると屋形船みたいものがあって、人が並んでいた。最初船に乗って宴会みたいのをするのかと思った。しかし船カフェと書いてあった。酒ではないらしい。
屋形船だと酒が弱い自分はかなり厳しいだろうが、カフェでコーヒーやケーキなんかを楽しむならいいかなと思ったりした。

船カフェには結構人が並んでいた。

橋を渡り切ったらスカイツリーがもうそばだ。右に行けば押上駅。
SZさんが「職場だよー。」って言った。「あれ、押上でしたっけ?」「それじゃあ、今までのルートは通勤ランルートなんだ~。」 等と盛り上がった。SZさんは押上駅の鉄道員なのだ。なのでスカイツリーも、工事開始から出来上がるまでをずっと見ていたとのこと。

途中、天狗の大きなお面が標識のように立っていた。何の意味があるのが分からない。近くに天狗の居酒屋があるのかと思ったが、そうでもなかった。
天狗のお面の裏はおかめだった。う~ん、なんなのか?近くが亀戸天神なのだが、天神と天狗って関係があったっけ?
天神は菅原道真だ。雷神となって世間から恐れられた。ちなみに怖い時に「くわばら、くわばら」というのは、道真がいた桑原という場所には雷がおちなかったからということからきている。
どのみち天狗は関係ないか~。

謎の天狗の面

亀戸を過ぎたらもうすぐだ。
「こうやってワイワイ言いながら走っているとあっという間だよなあ。」「一人じゃ持たないねえ。」等と言いながら「やっぱここで写真撮らないとな。」 と言って、やってきたのが、隅田川。蔵前橋を渡っていると、白とピンクの大きな船が通っていた。外人とか多く乗っているんだろうなあって思った。

蔵前橋を渡ったところに石碑があり、蔵前橋の由来が書かれていた。幕府の御米蔵がこの地にあり、その蔵の前の地という意味らしい。
まあ文字からすると想像できそうではあるが実際由来について考えたことなどはなかった。地名を調べるというのは、直接歴史に結び付くので結構楽しい。
一人でもくもくと走っているとそんなことも考えないので、仲間と走るのはやっぱいい。

走っていると「TOKYO 2020」の看板がところどころ観れた。こういう看板もこのあたりならではって感じだろうか。

目的の皇居はもうすぐだ。時間があれば皇居を走ろうかとも話していたが、他のメンバーと待ち合わせの時刻が11時なので、シャワー等浴びてからだと時間的に厳しいので皇居は走るのは止めにした。

東京五輪2020の看板