第67回勝田全国マラソン


■大会名第67回勝田全国マラソン
■開催日2019年1月27日
■距離フルマラソン
■コース茨城県ひたちなか市内
■参加人数25,000人
■天候晴天
■タイム3時間51分11秒(ネットタイム)


勝田善国マラソンは、今回で4回目。2年前に出たときは、終盤で太ももが固まり、走れなくなり4時間を超えてしまった。

しかし去年本当久々にフルマラソンで、自己ベストを更新できた!その流れで更に更新できればと張り切っていた。

が、世の中そんなに甘くない。年末位から走っていても足の疲れが回復しない。
なんだよ、どういうことだ?俺の体?と思いながらもまあ休息が必要なのかと思い、その状態で休息をとって、1月13日に船橋市成人の日駅伝に挑んだ。 結果やはり芳しくない結果となった。

休息しすぎた可能性もあるか? 年末は走っていても重くなるばかりだった。10kmをひーひー言って走る人間がどうやって、42.195km走れるんだ?

というわけでどうしたらよいかわからず、大会まで日にちもないことから半分ヤケクソで、一度も試したことのない直前まで走るというのをやろうと思った。

ちょうど1週間前の金曜日から毎日ゆっくり10km走った。金曜日から木曜日まで毎日ゆっくり10km走った。
で金曜は、なんとオールディーズのライブハウスに行って踊りまくった。
最後の木曜日は最初よりもスピードは全くでないが、痛みはそれほどではなかった。

土曜日は1日休憩。しかし足はやはり重い。今回はもう行くのはやめようかと思った位だった。

しかし、まあこういう状態で、どこまで走れるのか確認するのもいいだろうということで、棄権する場合の場所や回収車の時刻などを事前に確認した。 我ながらここまで後ろ向きな大会は初めてだった。

大会当日。天気は最高だった。もう鼻から今回はダメと思っていたので、体重なども全く気にしていなかった。 朝飯もパンを食べておいた。

結構時間が遅れてしまったので、到着したときは後、30分でスタートという時刻だった。 毎回来て思うが、この大会は勝田の町が町全体で盛り上げようという意向がかなりみられる大会だ。 町を歩いても朝からどこからともなく勝田全国マラソンの音楽が流れてくる。大会会場は熱気あふれており、これを見るとダメでも来てよかったと思った。

いよいよスタート。僕はDブロックだった。なのでスタートしてもすぐには動かず暫くのんびり歩いて移動。
となりに並んでいた学生風の方々は初めての参加らしく、え?これじゃスタートめっちゃ不利じゃん、いやだから計測は、もっと先にある場所からスタートなんだよ、 などという会話があった。
うん、そういえば自分もそう思うときがあった。懐かしいと思った。

そうして、スタートの計測地点を通過。走り出した。
いつもなら割と左の方を走って結構人を抜いていく。
しかし今回は棄権覚悟とは言え、そもそも棄権地点まで行けるかどうかも自身ない状態だったので、ゆっくり行こうと思った。 自分の想定では10kmは走れたとしても20kmまでは足がもたないと思っていた。

しかし、なるべくゆっくり行かなくては、という心配ももはや不要で、そもそもそんなにスピードが出ない。
よって最初から抜かれることも多く、もうどうにでもなれという感じで、周りの風景やランナー観察などしながら走っていた。

仮装の人もいたが、例年少なくなっている印象だ。走っていると割と距離の長い下り、そして登りがあった。あれこんなに登りあったっけ?と思う位だ。 多分コースは変わっていないから以前は登りもそれほど自分に影響があるほどのものではなかったのだろう。
やっぱスピードもそうだが体力そのものも落ちているかなとおもった。

10km地点を無事通過。足は軽いということはなく、全体的に重くそんなにスピードはでない感じ。 ただゆっくり走っているせいか太ももや足の裏、足指のしびれとかはなかった。
まあ、このあたりまでは何とかいけるだろうと思っていた。ここからだ。

今回もチョコレートと飴は大量に持って行っていた。なので最初からほとんどずっと、チョコか飴を口ににしながら走っていた。
エイドも最初はそれほど喉は乾いていなかったので寄らなかったが途中からは、立ち止まって飲む位だった。

20km位になってくると、沿道の方が、チョコとかバナナとかを差し出してくれた。非常に嬉しかった。 特に小さい子供が手を伸ばしてチョコを渡そうとしてくれていると嬉しくて、ありがとうと言ってもらった。
こういうのがあるところは、大きな大会ならではという感じだ。

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