■場所 | 神奈川県南足柄市の県道78号上 |
■標高 | 737m(ルートラボより算出) |
■登り距離 | 11.6km(ルートラボより算出) |
■走行日 | 平成23年10月8日 ツーリングREPO |
■紹介 |
距離等や標高をみるとヤビツ峠と丁度同じ位だろう。道路は非常に走りやすい。足柄と言えば金太郎。道路を登っていると観光案
内板が途中にありそこに金太郎の伝説が書かれてあった。坂田の金時ということで、実在した人物だと思っていたのだが、Wikipediaを
読むと、いくつか伝説があるらしい。詳細はWikipediaを参照。 道路の勾配は11%位の箇所がいくつかあるようだった。個人的には11%はキツイ。後半になってくると「万葉公園」「足柄明神」 等もあり、見所は多いと思う。その昔ヤマトタケルが東国平定の後、大和への帰路に着く途中この足柄山の麓で 休息して干し飯を食べ ていたところ、足柄峠の山の神が白い鹿に化身して彼の前に現れた。峠の神は邪気によって旅人を 衰弱死させ殺してしまうと信じられ ていたらしい。ヤマトタケルは、食べ残した野蒜(臭気で邪気を払うという)を鹿に投げつけると、それが鹿の目に当たり、鹿は死んだ という。この話だと山の神が悪いような感じだが、この足柄明神は その山の神を、ヤマトタケルの東国支配から当 地を守ろうとした英雄として祭っているとのこと。そこが「足柄神社」だ。 「足柄明神」の近くに「足柄の関」がある。関所の跡もあるがこの跡は映画のセットでつかわれたものとのこと。元々の関は、鎌倉時代 の時点で既になかったらしい。 当時の群盗を討伐するために899年にできたというとだから、かなり古い関所だったとのこと。 「足柄峠」自体は立派な峠の茶屋もあり、ゆっくり休息もできそうだ。(実際私は先を急いだのでゆっくりしている間はなかったが。) 足柄峠には元々足柄城という城があった。戦国時代に建てられたものらしい。その城址から見える富士山の景色は素晴らしいとのこと。 何かと見所の多い峠だと思う。 |
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