#008 (2/3)

■日時: 2008/7/21
■場所: 銚子・犬吠崎~銚子ポートタワー~波崎海水浴場
■走行距離: 28.5km
■走行ルート: 銚子駅から内陸側の道を通り、犬吠崎へ、そこから海岸沿いに銚子ポートタワーへ。
最後銚子大橋を渡り茨城県の波崎海水浴場まで行き、銚子駅に戻る。



 犬吠崎を出発して5km強位だろう。銚子ポートタワーに着いた。近くは日本でも有数の水揚げ量を誇る銚 子漁港がある。この銚子漁港で取れた新鮮な魚介類がウォッセ21という所で売られている。まずはウォッセ 21に入った。売り場はそれ程広くはないが、朝から人が多かった。私は残念ながらグルメではないし、自分 でも魚等、料理はできないわ、自分で買うことすらしないため、売っている魚が安いのか高いのか、新鮮なの なのかそうでないのか等、全く分からなかった。しかし試食等もできたので、魚の切り身や佃煮等食べた。非 常に美味しかった。そういえば朝から何も食べていなかった。それもあるかなとは思ったが、しかしやはり美 味しかった。自転車なので新鮮な魚を買って帰るわけにはいかなかったので、佃煮だけでもと思い買った。


 銚子ポートタワーに登る。絶景である。ここは銚子漁港。ここで毎日水揚げされるそうだ。朝早くいけば、 水揚げの様子も見学させてもらえると何かに書いてあった。見てみたいなあと思ったが、昼近くになっていた ので流石にダメだろうと思いあきらめた。漁港の道をトラックが走っていたが何やらきらきら光るものを大量 に積んでいた。魚であった。「凄い!」と思い後で漁港の近くに行くことにした。何か小学生の社会見学に来 ている気分だ。


 今度は茨城県側を見る。前に見えるのは利根川。その向こうが茨城県である。でっかい風力発電の風車 が見えた。そういえばこれからあそこの近くの波崎海水浴場に行くんだ、と思うとちょっとあまりの遠さ にへこんだ。


 その茨城県にどのように行くのか?どのように利根川を渡るのかというとこの銚子大橋を渡るのである。 これまたこの遠さにブルーになった。距離としては、犬吠崎からポートタワーに行く距離と殆ど同じ位の はずであるが、非常に遠く思えた。「そういえば歩道は当然あるんだろうなあ。」とふと思った。後で、 分かったが歩道は殆どなかった。


 ブルーな気持ちを払うべく漁港の方に自転車で向った。港は地面がぬれていた。海水や魚介類の死骸等 の匂いが結構した。私のMTBは泥除けをつけていないので水溜りを走ると当然背中等に水がかかるので ある。注意して走った。やはりこの暑さで海水等の泥水がかかったらあっと言う間に匂うと思った。
 写真は非常にドデカイたものようなもの(モッコという)で穴に入っている魚を特殊な機械で取るとこ ろ。私以外にも見学者はいた。大学のサークルだったろうか非常に熱心に水揚げの様子を見ていた。


 モッコの中に魚をいっぱい積め、トラックの上まで移動。モッコの底は縛っている?だけなのか、何ら かの操作で網のそこが開き魚が一斉にトラックに荷台の上に落ちた。横で感心しながら見ていると親切な おじさんがこのモッコを使っての仕事について色々話をしてくれた。魚はサバとのこと。モッコはチョウ センモッコを言われていた。これらの魚はこの日の夜中2時ごろ、銚子の沖合いで取ってきたものだそう だ。こんな様子等は普段の生活ではめったに観れないと思った。娘にも見せたかった。


 魚(サバ)が入れられていた船のいけす(といっていいのか分からないが)。赤いのは魚の血によるも の。腐らない様、氷が多量に入れられていた。私も隣に居た埼玉からきた学生さん達も何度かトラックに 積み込まれるのを熱心に見ていた。私は普段パソコンでデスクワークしかない仕事なのでこのような体を 張っての仕事っていうのは非常に魅力的だった。しかし実際は大変だろう。

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