#009 (1/3)
■日時:
2008/8/30
■場所:
宗吾霊堂~成田山新勝寺~龍角寺
■走行距離:
120km
■走行ルート:
西船橋駅から成田街道を通り、国立歴史民俗博物館の前を通り成田街道をさらに進む。途中51号線と交差するところから 51号線の隣の宗吾霊堂に直結する道へ。宗吾霊堂後は成田山新勝寺へ。成田山新勝寺で休憩したのち、ラストの龍角寺へ。 県道18号を通り房総の村までいく。帰りは来た道を帰った。
久々のツーリング。今回は宗吾霊堂・成田山新勝寺付近の興味のあるお寺を回ろうと思った。成田まではき ついかなと思ったが、ネットで知り合った方から、成田ならツーリング許容範囲だよ、と教えてもらいならば 私もということで出かけた。 しかし今日は天気予報では、1日雨という予報。遠方へのツーリングを計画すると大概雨に遭うのは どういうことよ、と内心憤慨しながらも行ける機会というのは少ないので、強行した。 基本的に印旛沼までは以前行ったことがあるので、わき目もふらず成田街道を只管走った。雨が降るのは覚 悟していたが、この時点では基本的には曇りだったが、ところどころ太陽がでていた。写真は、上座の交差点 もう直ぐ印旛沼の近くに来る。
印旛沼には行かずそのまま296号を進む。ちょっとした坂もあるが基本的にはそれ程続くわけではないの で問題なし。国立歴史民俗博物館の前を通った辺りで、雨がパラパラと降り始めた。やはり成田は遠い。今日 は宗吾霊堂までかなともヘコミ始めた。やっとのことで「上本佐倉」の交差点(写真)に来た。ここを左折し まっすぐ行けば、宗吾霊堂。写真を撮った後、「よっしゃー行くかー。」とスタートしようとした時にいきな りのゲリラ豪雨。まあ写真を見れば何時ふってもおかしい天気ではなかったが、それでも酷かった。やむを得ず 近くの、お店の前で雨宿り。待つこと10分ほど。ようやく収まってきたので、少しこぶりではあったが、再 度出発。
ついに目の前に宗吾霊堂が!と思ったとたん、またもや豪雨。今後は1分1本勝負ってとこか。あっと いうまに晴れた。しかし当然体中びしょびしょ。靴の中はチャポチャポという状態であった。写真は晴れ た後撮影。実はつい先日まで宗吾霊堂どころか「佐倉惣五郎」という歴史上の人物すら知らなかった。た またま「最近千葉のことをもう少し知ろうと思って色々有名所を回ろうと思っているのですよ」と会社の 仕事仲間に話したところ、ここの場所を教えてくれたのである。元々歴史をちゃんと勉強していなかった私は、一 応来る前に佐倉惣五郎とは何者ぞ?ということで、ネット等で調べている内に興味が沸いてきて一度行 ってみたいと思うようになった。
宗吾霊堂は雨のせいもあったか、殆ど誰もいなかった。そのためゆっくり見ることができた。ちなみに 宗吾霊堂に着いたのが丁度11時。船橋の成田街道からぴったり2時間であった。 写真は、本堂。佐倉惣五郎については、ネットで検索すればわんさかデータが出てくるので、ここでは 詳細は記載しない。入って右隣に処刑された惣五郎と4人の子供のお墓があった。また身代わり地蔵尊等 やはり民衆のために立ち上がり、悲劇的な結末となった惣五郎父子を祀る建物、仏像が多かった。敷地内 は綺麗に整備されていた。
宗吾御一代記念館。66体の人形で惣五郎の直訴に至る経緯と、直訴後に処刑されるまでを表した記念 館であった。客は私一人だったので、説明用ボタンを押して説明を聞きながらゆっくり回った。あまりこ ういう博物館的なところのテープの説明って殆ど聞き流しなのだが、ここの場合、実際の歴史上の事件を 再現しているので、珍しく真剣にゆっくり聞いた。若干脚色もあるかも知れないが「義民」と言われた所 以がよく分かった。また宗吾霊堂内の各建物の由来も説明してくれるので、初めて来た人は、最初に中の 建物を回るより、ここの記念館を先に見たほうが、よく回りの建物の意味等がわかると思った。
こちらは宗吾霊宝殿。宗吾御一代記念館に入った入場券で入れる。といってもこの日誰もいなかったの でそのまま入っても何も知らない人が入ってもわからないのではないかと思った。ここは佐倉惣五郎の遺 品等が展示されている。また1階には、著名な方々が書いた「義」という文字の色紙が飾られてあった。 小泉元首相や、中曽根元首相の他、漫画家や、歌手、スポーツ選手等様々であった。「義」の一文字では あるが、そこにそれぞれの著名人の特徴が表現されていた。首相は達筆であった。流石と感心してし まった。 2階にはその当時の歴史を現す参考品や郷土出土品が多く展示されていた。中に「田中正造」について の資料があった。「田中正造」は歴史に疎い私も国語、歴史の授業で習った記憶があったのだが、この人 は「第二の佐倉宗吾」と言われていたとのこと。知らなかった・・・。
宗吾霊堂で、コンビニで買った昼食を食べると元気が出てきた。天気も太陽が出てきてずぶ濡れだった 服も自然乾燥されたので、「よし成田に行くぞ。」と俄然気合が入ってきた。まだ昼だ。これで帰る のは勿体ない。というわけで、成田に向けて出発した。距離的にもさほどなく無事成田駅に着いた。やっ た。ついに成田まで来れた!非常にいい気分であった。
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