#013 (1/3)
■日時: 2008/12/6
■場所: 玉川上水~多摩湖・狭山湖
■走行距離: 69km
■走行ルート: 拝島駅から玉川上水に沿って武蔵境まで。その後、多摩湖自転車道を通って
多摩湖、狭山湖へ行く。狭山湖から六道山公園の展望台へ行きそこで休憩。
里山民家「岸田んぼ」を経由して中神駅まで行き解散。



 前回一緒にツーリングに行った方と再びツーリング。今回は玉川上水に沿って走り、多摩湖や狭山湖のとと ろの森を堪能する企画であった。メンバーは、前回ご一緒したMさん、Nさん、Dさん、それに今回初めてお会い したSさんの計5名であった。
 天気は晴ると聞いていたが、真冬の寒さということであった。持っている服は自転車ツーリング用のものでは ないので汗が冷えると完全に風邪をひく危険があったので着替え等を荷物にはなるが幾らかいれて出発した。
 集合場所は「羽村の堰」に8:00であった。しかし私は仕事の都合上出発が遅れたため、拝島で合流した。 羽村の堰は、玉川上水の起点。かつて江戸時代に幕府の指示で玉川兄弟がこの玉川上水を作り、その2人の銅像 があるところである。観たかったが残念仕方ない。


 上の写真は、拝島で合流させて頂いたMさん、Dさん。早速玉川上水に沿って出発。玉川上水の横の遊歩道 をMTBで走っていった。遊歩道ということでスピードはゆっくり目に、歩行者には気をつけて走る。地面は 基本的に舗装されていないので、ダート走行を楽しめた。しかしそれ以上に素晴らしい紅葉を楽しむことが、 できた。


 玉川上水駅で前回ご一緒したNさんと、今回初めて一緒に走るSさんと合流。ご挨拶をして少し休憩して後、 出発。
 走っていると色んな方に会った。紅葉が非常に綺麗だったので自転車を止めて紅葉を撮っていると「こ の辺りの紅葉は綺麗ですね。」と同じくカメラを手にした女性の方に声をかけられた。どの辺りが紅葉が綺麗で すかと聞くとまだこの先にも綺麗なところが沢山あると教えてくださった。


   次にお会いしたのは年配の方。この方も紅葉を撮りに来られたようである。私が自転車を降りて写真を撮って いると「この風景は横で撮っちゃだめだよ。縦で撮らなくっちゃ。」と教えてくれた。なるほど確かに。その方 が絵になる。縦で撮って「こんな感じっすかね?」と聞いたら笑って頷かれていた。見ず知らずの方々との何と もない会話だが、こういう一時を過せただけでも非常に嬉しい、来て良かったなと思った。


 走ってきた道を振り返り撮影。紅葉は然程ないが、道幅も広く走りやすい道であった。右側に玉川上水がある。 自分でも気に入った風景の一つ。


 玉川上水の案内板を読む。玉川上水は、江戸、徳川家光の時代に人口増加による飲料水不足に対応するために 作ったもの。1653年に庄右衛門と清右衛門が名乗りをあげ、その4月に着工、11月に羽村から四谷大木戸(江戸 に出入りする人や荷物を監視するための関所。現在の四ツ谷4丁目辺り)までの43kmの水路を開いたとのこと。 個人的には玉川上水の歴史や場所等全くこのツーリングまで恥ずかしい話、知らなかった。しかし「玉川上水」と いう言葉だけは記憶にあった。家に帰ってから思い出したのだが国語の時間で習った太宰治が入水自殺した場所で 覚えていたのだ。これもツーリング後ネットで調べて知ったのだが、自殺した場所ははっきりしたことは判らない らしいが、今回走ったところではないようだった。また太宰治の自殺した歳は私と同じ39歳らしい。だからどう だってことはないのだがちょっと妙な気分。

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