#019 (1/3)
■日時: 2009/4/18,19
■場所: 日光・いろは坂~中禅寺湖
■走行距離: 30km
■走行ルート: 18日は日光駅からいろは坂に向かい、いろは坂を登って中禅寺湖へ。翌日
中禅寺湖より、竜頭の滝、戦場ヶ原、中禅寺、華厳の滝の順に周る。最後は
いろは坂を下り日光東照宮へ行き帰宅。



 今回はひょんなことから日光に行くことになった。元々ツーリングの予定はなかったが、家の事情等重なり 急遽計画を立てた。久しぶりの単独ツーリングである。日光ICまでは家族で車で来てその後、私のみ車を降り いざ中禅寺湖へ。家族はカミサンのママさんバスケの合宿で娘共々霧降高原へ。本当は私も霧降高原でもよかっ たのだが華厳の滝やいろは坂をみたいという思いで、別に中禅寺湖の宿をとった。
 日光ICからはいろは坂まで、だらだらとした登り坂。しかし急ではないので周りの雰囲気を楽しみながらも ちょっと急ぎ脚で走った。というのも日光に着いたのは15時過ぎ。やはり暗くなる前にいろは坂は登りきりた かったからである。写真は丁度日光東照宮の前。自転車の向こうに見えるのが「神橋(しんきょう)」である。


 「神橋」を通り120号を登っていく。途中で清滝ICとぶつかり、そこからは周りの景色も建物は閑散とし はじめ、次第に山の中へ。しかし一直線に登り坂が続くのが見えると結構へこんだ。で、やっと「馬返」につい た。ここからいろは坂スタートである。いろは坂は第一、第二があり、登りは第二。しばしこの「馬返」のバス 停で休憩。「馬返」の名前の由来は、この辺りは牛馬結界の地で、女人禁制の地でもあったことから、「牛馬は この地で帰る」ということらしい。やはり山ということもあり若干肌寒かった。


 いろは坂を登っていると途中のカーブ毎に「いろは」の看板が出ていた。所々で周りの風景を撮ったりしなが ら登っていった。一応事前にネットで同じ様にいろは坂を登った方のホームページから所要登り時間を確認して おいたので、気分的にも余裕がでてきた。
 「日本の道百選」と書かれた石碑の前で記念撮影。「海抜1173m」という柱が近くにあった。この時点で もう上着は汗でびしょびしょであった。一度脱ぐともう着れない。仕方なくリュックにいれ再度出発。これまた 寒い。早く体を温めないと風邪をひいてしまうと思った。


   急カーブの多い坂。カーブは合計48箇所。観光シーズンだとここが渋滞しまくると本に書かれていた。渋滞 の時は場合によっては自転車の方が速いらしい。渋滞を横目に登っていくのも気持ちいいが排気ガスに巻かれて の話なので必ずしもいいというわけではないとどこか個人のサイトに載っていた。しかし今日は最高である。シ ーズンもオフだし時間的にも遅いし。危険な目にはあわず、気持ちよく登れたのは良かった。紅葉とか新緑のシ ーズン等かなり綺麗なのだろうな、と思ったが、まあこの景色も荒涼としたイメージではあるが悪くはない。


 第二いろは坂も終わり「明智平」についた。何台かの観光客の車があった。ここから「男体山」が見えた。 男体山は、二荒山神社の御神体である。頂上辺りはまだ雪が残っている。ネットではこの男体山の周りを走る ルートがあるらしい。もちろん今回は行かないが機会があればいってみたい気がした。  「明智平」で小休止した後少し登りがあるものの、直ぐに明智トンネルに入った。電気はついているので明るい。 車も来ないので、でかい声で歌いながら走った。カラオケでもココまでエコーはかからないだろう。気持ちよかっ た。トンネルはほぼ平坦であったが、トンネルを抜けたらいきなり急な下り。「え~折角登ったのに、下ってまた 登れってことはないよなあ・・・」と思った。基本的に下りが長い程不安は増す。もしかして道間違えたんじゃ? しかし来た道に分岐点はなかった気がする。覚悟を決めて降りた。折りきったところから急に景色が開け、街が現 れた。


 中禅寺湖に到着である。やった!これで安心。といきなり目の前の橋の柱の上に野生の猿が二匹のんびり 休んでいる姿が目に入った。通りがかりの人達がもの珍しげに携帯等で写真を撮っていた。夫婦の猿と思われ、その隣に子猿が木の 上を飛び回っていた。通行人も「かわいいね」と写真を撮っていると結構近くまで寄ってきて、携帯を取ろうとする のか手を伸ばしては、離れてを繰り返していた。すると急に親ざるが飛び込んできて写真を撮っていた方の手を引っ掻 いて威嚇した。殆ど怪我はしなかったようだったが、流石に周りの人も驚き興ざめになってしまった。やはり野生の 猿はあまり相手にしないほうがいいと思った。


   もうすぐ夕暮れ。中禅寺湖の湖畔はホテルやお店が立ち並んでいたが、人はまばらになってきていた。とり あえず休憩。湖畔で記念撮影。流石に寒かったのでリュックの上からジャンパーを羽織って走ってきた。おかげで 汗も乾いていた。この後宿に行くことにした。宿は「ホテルアジアンガーデン」。「じゃらん」で調べ 予約した1泊素泊まり2700円の格安ホテルである。

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