青猫の足跡　ツーリングレポート　2010/6/26　西船橋～浦賀～城ヶ島ロングライド

#007 (2/2)

■日時：	2010/5/8
■場所：	西船橋～浦賀～城ヶ島ロングライド
■走行距離：	２１６．３５ｋｍ　■TRIP TIME：17時間
■走行ルート：	西船橋から、国道１４号線、１５号線で、横浜。その後国道１６号線、１３４号線で浦賀へ。県道２０８号線、２１２号線で野比まで。再び国道１３４号線に合流し城ヶ島へ。帰りは国道１３４号線を使って鎌倉を経由して横浜に戻り、西船橋へ帰る。

　ペリー公園に到着。ペリー上陸を記念した記念碑（写真）、それとペリー来航記念館があった。公園といってもそれ程大きな公園ではなかった。ここで小休止。水を汲んでいるとNSさんが、この記念館の館長（？）さんと話をしていた。館長さんの話だと海岸沿いはフラットな道が多いが三浦半島の真ん中は山もあり、歴史上、上京する時に使ったと言われるルート等も舗装されず残っているとのこと。色々話を聞いているとやはり魅力ある土地だなと感じられた。

　ペリー公園を出発後、暫くして登りが出てくる。といっても緩やかな登りなのでのんびり進む。ようやく目的の城ヶ島に渡る橋に到着。１３時を過ぎていたので昼食を城ヶ島で食べることにした。橋の上は向かい風で大変であった。曇りであったが折角なので皆の走っている様子を撮った。他に同じようにロードで走っている方もいた。
　城ヶ島自体も事前に調べていたが、景色のいいところはどうもロードバイクでは入っていけそうもない？様子だったので、今回は灯台まで行って飯を食べる位の予定であった。

　灯台近辺に到着後、食事の場所を探した。コンビニでも良かったが折角なのでゆっくりできるお店に入ることにした。少し遅い昼だったし天候も悪いということもあってか、お客も少なくゆっくりできた。それぞれマグロ丼やアジの刺身定食等を頂き満足。写真は昼食後のひと時。 NSさんは早速iPhoneで自分のブログに写真をアップ。
　ちなみにNSさんはこのツーリングの後も更に山のぼりに行くということで夜になっても走れるよう反射帯をつけている。またG君はまだ、自転車用のウェアを購入していないとのことでジャージ姿。よくこの蒸し暑い中走って来たと思う。

　昼食後外にでると雨がぱらついていた。食堂のおばちゃんに灯台への道を聞くとどうもロードバイクでは行けそうにない。歩くにしてもビンディングシューズだとかなりきつい。というわけで食堂の裏から灯台を見るだけにした。この辺りはリアス海岸で岩場に特徴があった。何人かの観光客が岩場で遊んでいた。灯台をバックに記念撮影。写真だとあまり灯台がよく見えないが左の上の方に少しだけ灯台の上の部分が見える。
　ここで私はマップケースの地図の入れ替えを行った。地図が長すぎてケースに収まりきれず２つに分けたのだ。走行済みの地図と新しい地図の入れ替えで悪戦苦闘していると、近くにいた他のロードの方が「何をなさっているのですか？」と尋ねてきた。ハンドルにつけた箱から紙を出したり入れたりしている様子を見れば、そりゃ疑問に思うだろう。「マップを入れ替えているんですよ。」といって地図を動かしたところ、「ほー！すごいですね！」とあきれて・・・感心していた（と信じている。）。

　ここからは帰りである。鎌倉経由で横浜に帰るのだが、雨が本格的に降ってきた。自転車も当然びしょぬれ。しかも道が結構渋滞してきてかつ、道幅も狭くなってきたので走っていて非常に怖かった。スリップして転倒したら大変である。しかしNKさんが途中でスリップして転倒。また私も道路のマンホールで後輪を滑らせ車道側に転倒。幸い渋滞でバスが止まっていたので助かったが、渋滞でなかったらと思うとぞっとした。
　途中で他のロードの方も一緒になった。皆雨で表情がブルーであった。

　ようやく鶴岡八幡宮まで到着。この時は雨も既に止んでいて、人々で道がごった返していた。車道も当然渋滞。しかも人力車があったりするので非常に走りづらかった。折角来たのだから鶴岡八幡宮でお参りでもしたかったが、人ごみを見るとそんな気も失せてしまった。　

　走っていると、前輪から「シュッ、シュッ」と異音が聞こえ始めた。転倒した後位からである。転倒時にタイヤが歪んだかと思い調べてみるも特に異常はない。走っていたらその内消えるかと思ったが消えない。なのでもう一度ちゃんと調べようと思い休憩がてらコンビニに立ち寄った。ただここでも原因は分からなかった。前輪を上げて車輪を回しても異音は聞こえないのである。仕方なくそのまま帰り道を急ぐことにした。帰宅途中にも異音がしていたが、原因はサイクルコンピュータのマグネットとセンサーがすれる状態になっていたことだった。前輪を上げて回すとギリギリすれない状態であるため異音はしなかった。しかし実際に走り出すと振動でセンサーがぶれてマグネットにあたっていたことが分かった。

　１７時半頃ようやく横浜に到着。ここで現地解散となった。NSさんはそのまま更に走りに、NTさんは輪行で最寄の駅まで、G君は自走で横浜の近くの自宅へ、そして私も自走で西船橋へそれぞれわかれた。横浜を出発しての距離は凡そ110kmだった。100km越えであったが時間をかけてゆっくり廻れたので、手足への負担は少なかった。　この後の西船橋までの帰路は途中眠気も発生したが、問題なく帰ることができた。距離は自宅から往復で216.35km。ロードバイク初めての複数人でのツーリングは非常に楽しかった。