#008 (1/3)| ■日時: | 2010/7/10 |
| ■場所: | 西船橋~南房総~九十九里 |
| ■走行距離: | 275.35km ■TRIP TIME:17時間 |
| ■走行ルート: |
ブルベ千葉710とPC5までほぼ同じコース。西船橋から、国道357、16号で「常代」交差点まで行く。 その後はブルベのコースと同じ。マザー牧場、房総フラワーライン、九十九里ビーチラインを通り、 銚子まで抜けるつもりが、横芝光町付近で段差に激突。ホイールが曲がりリタイヤとなった。 |
ここがこの日走って来たところで一番の驚いたところ。かつて会社の旅行会で泊まった鴨川ホテル三日月を越え旧道の
128号に入る。この地点では私は追いつくことも追い抜かれることもなく一人で走行していた。道が段々狭く
なり「本当にここであっているか?」と不安になったが、地図上も確かに道は細い。そのうちちょっと坂をあがった所に
何かでそうな古いトンネル。正直気持ち悪かったが距離は短く下りになっておりすぐに出口に出れた。目の前に広がった
のは断崖絶壁。道はもちろんあるが細く路面も悪い。ただ景色は綺麗。写真の奥の方は「おせんころがし」といわれる場所。
キューシートにも書かれていた。「なんちゅう名前だ」と思いググって見るとおせんという娘が昔そこに身を投じた場所と
のこと。こういう地名の場所って他にも色々あるそうだがやはり元来怖がりの私にとっては正直気味が悪かった。もうちょ
っと遅くなって真っ暗だったら正直通れなかったかもしれない。
PC3ファミリーマート大松屋勝浦店に到着。時刻は18時40分。予定より30分ほど早く着いた。暗くなってきて
写真をとることも減ったこともある。写真はPC3を出てすぐのデニーズの前。夏場は家族で勝浦方面によく海水浴に来
て帰りがけによくここのデニーズで食事をするのであるが目の前の浜を見たことがなかったのでちょっと見てみた。
時刻は22時半頃。場所は横芝光町辺りで悲劇が発生した。セブンイレブン「横芝尾形店」にトイレに立ち寄ろうとした瞬間、ガンという衝撃と
プシューという空気の抜ける音。前方不注意により段差に直撃したのだった。段差が低かったのでジャックナイフ状態の
転送は免れ、そのまま段を越え横に転倒。調子よく走っていたので少しへこんだが、換えのチューブもあるので交換すべくセブンイレブンに担いでいった。
チューブ交換作業にとりかかった瞬間自分だけではなく、ホイールもへこんでいることに気づいた。これはまずい。このままでは走れない。
ホイールの破損までは、想定していなかった。へこみを何とか直せないかと思い店員にペンチを借りようとしたら「ペン
チはないが、ニッパーなら」と貸してくれた。この際贅沢は言えないと思いニッパーでトライ。しかしもちろん完全には
戻らずニッパーによりキズだらけ。それでも空気さえ入れて前ブレーキを使わなければ走れると思い、チューブを換え手
動ポンプでトライ。
しかしここでも悲劇。空気が入らない。手動ポンプは古いが米式、仏式両方、中のゴムのパーツを入れ替えれば対応できるはずなのだ
がバルブを空気入れに固定できない。MTBで実績はあったがロードではやったことはなかった。
非常に悔やまれた。普通の空気入れで入れたことがあるので、色々中の構造等みたがこの状態ではバルブは固定で
きないことが分かった。何か操作が必要なのか、パーツが必要なのだろうが分からなかった。緊急に入れる使い捨てのボ
ンベは家に忘れていた。店の人に聞いたが仏式空気入れなどなかった(まあ当然。)。後ろから来る走者に応援を求めようかと思
ったが自分が最後。ここで完全にリタイヤとなった。