#010 (2/2)
■日時: 2010/10/23
■場所: 西船橋~芦ノ湖~山中湖ロングライド/font>
■走行距離: 308.56km ■TRIP TIME:22時間
■走行ルート: 西船橋から、国道14号線、15号線で、横浜。その後国道1号線で乙女峠、芦ノ湖
山中湖へ行く。最後は道志道を下り新宿経由で、西船橋へ帰る。



 昼食をとった後、少し走っていると、何やら観光客が異常に多い場所についた。見ると皆、小高い山に登っていく。「何?なんかあるの?」 と思いつつも通り過ぎて行ってしまった。これまたネットで調べると、地名は「仙石原(せんごくはら)」と言われるところで、ここ は一面ススキ草原になっているのである。当日はススキかどうかなんて気付きもしなかったが、写真を見るとなるほどそのようだ。 しかしあの先は何があるのだろう?Wikipediaによると、エヴァンゲリオンに出てくる第3新東京市は、この「仙石原」につくられた とあった。へ~って感じである。ちゃんと事前に調べればもっと違った目で見れたのになと思った。


 仙石原を過ぎた後、当初「長尾峠」に行く予定だったが、「乙女峠」の方から行くことにした。「乙女峠」はトンネルがありそこの 車の往来が少し怖いのだが距離的には断然近いので、乙女峠方面に行くことにした。トンネルを越えた後は138号線を只管下る。道 は路面もいいし問題なし。3人一緒に下っていくと、やはり他の2人は速い。私は後ろからついて行く形だったが、下りの途中でとこ ろどころ見える富士山が裾の方がぼやけて、非常に幻想的で良かった。何枚か立ち止まり写真を撮った。


 国道138号線を下りきると、深沢西の交差点に出る。ここからが最後の登りである。G君はまだ体力はあるようで先にどんどん登っ て行った。私の方は防寒のためにウィンドブレーカーを着ていたが発汗性は悪く、登った後の下りで汗が冷えてしまった。汗で濡れてる ので脱ぎたいが脱ぐと寒いので着ていくしかなかった。これは失敗だった。登っているとG君が分かれ道で待っていた。場所は「須走南」 交差点。丁度、今回のツーリングでの最高地点である籠坂峠までの中間点といった場所。ちょっとここで小休止。記念写真を撮った。 自転車を持ち上げるのが大好きなG君である。


 この後「籠坂峠」までの走行がこの日で一番つらい走行であった。勾配はそれほどでもないが、とにかく眠い!G君、私、Nさんの 順で走っていたが、「籠坂峠」の手前は半分寝ながら走っていた。途中で抜いたNさんに追いつかれ、「大丈夫か~?」という 言葉で起こされるという感じであった。自分でも意識できていたがかなり蛇行して走っていたので、事故にあわなかったのが本当ラ ッキーであった。
写真は籠坂峠についたところ。ここで草むらの中で少し寝た。とてもじゃないがこのまま走り続けることはできなかった。
 ようやく山中湖に到着。時刻は16時をまわっていた。3人まとめて記念撮影できなかったのが残念。 この後、道志道を下るのだが、下り始めが最悪だった。寒い!普通に走っていても寒いと思うが、汗で濡れた服を着ている ので余計に寒い!しかも眠気もまだくる。上りならまだしも、下りで眠気でコケると死活問題だ。眠さと寒さに耐えるた め大声で歌いながら後方を走っていた。そのうち辺りは真っ暗となった。そんな中我々でも結構速いと思っていたがそれを余裕で 追い抜いていく人もいた。よくこの暗がりの中あのスピードで怖くないなと感心した。
 最後G君とは途中で別れ、私とNさんで千葉まで走っていった。私はコーヒーを結構飲んだことと、所々居眠り運転をしたせいか比較的 目はさえていた。Nさんは新宿の手前でダウン。コンビ二の横の歩道橋の下で横になった。私も横で座って一休み。道行く人が何やって んだと言わんばかりに観ていったが全く気にならなかった。家に着いた時には0時をまわっていた。大変ではあったが、その分達成感も あり楽しいツーリングであった。
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