#014 (2/2)
■日時: 2011/4/10
■場所: 震災被災地 浦安
■走行距離: 25.4km ■TRIP TIME:3時間
■走行ルート: 西船橋から、国道357号で浦安方面へ。途中浦安ICを左折し入船方面に入る。
JR新浦安駅方面へ大通りを海方向へ進み、海岸まで走る。


 この建物も酷かった。30cm以上浮いている。営業しているかどうかは分からない。前のページの建物も同じだ が、断水とかは多分起こっているだろうと思うがそれが、解消されれば再び建物自体は使えるのだろうか。3月11日 の震災後も、ちょくちょく小さい地震は多発しているし、4月10日は比較的大きい地震もあった。影響うけた建物の 被害が更に進んでいなければいいが。

 私は、357号線から大きな通りを真っ直ぐ海岸に向けて走ってきた。町はブロックに整然と区分けされていたが、 殆どのブロックで影響を受けていたが、一番海よりのブロックは、なぜか殆ど液状化現象の被害があまり見られなかった。 「じゃあ海側の公園もそれ程被害受けていないのか?」と思い、その場についてみると、とんでもない。道が思いっきり 陥没していた(写真)。写真は一部しか撮っていないが、ヒビや段差は他にもできていて、立ち入り禁止状態になっていた。  周りで何人か私と同じように写真を撮っている方がいた。

 一番海岸よりのブロック。歩道の側面はホテルである。ホテルだから液状化現状は起きない?というわけではないか と思うが、何故かこのホテルの前の歩道は写真で見ても分かるとおり綺麗な状態である。この反対側もホテルで、そこの 歩道も影響は殆ど受けていないように見える。このブロックの海側、陸側ではそれぞれ甚大な液状化現象がでているのに も関わらずである。
 液状化現象については、ネットでググれば幾らでも出て来る。基本的には水分が比較的多い地盤で地震により水が上、 土が下に来ることにより水の部分が地表に出て、出た分沈んでしまうということのようだ。このホテルは多分建築時に建 築場所の土を入れ替えたりとかして液状化現象に耐えれる地盤にしてからその上に建物を建てたのだろうか。いずれにせ よ同じ場所で、被害で出る場所、出ない場所がこれほど顕著に出るということは、未然に防ぐことも可能だったのかもし れないなと思った。

 公園を出た後は来たときの反対側の歩道を通って357号へ向かった。途中あるホームセンターの前の液状化が酷かった ので、その裏の通りはどうかと思って裏通りに入った。酷かった。写真から右側にホームセンターがあるが歩道がホームセ ンター側に傾いていた。元々そういう歩道だったのか分からないが、街灯も傾いているところからやはり、地震の影響でこう なったのではないかと思う。
 ここはホームセンター自体が沈んだのだろうか。道は大分整備されていたが、手前には不要になったブロックなどが積まれ ていた。

 メイン通りの歩道。奥のホームセンターの案内表示が、店側に若干傾いているように見える。また手前の多分元はコンビニ だったところ。気のせいかもしれないが若干道側に傾いているように思えた。ここのコンビニは閉店していた。
 写真はもっと多く撮ったが、どこも似たような感じで被害を受けていた。ネットでは、地震発生当時の液状化現象の状態を 撮った写真が数多くあった。それに比べれば1ヶ月でここまで綺麗になってるのは、市の関係者や住人の方々の協力のおかげで あろう。
 ディズニーランドも駐車場が酷い状態だったというが、先日運営を再開したところを見ると完全に復旧が終わっているのだろう。 今回初めて液状化現象の怖さというのを目にすることができた。

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