#032 (5/5)
■日時: 2011/7/24
■場所: 西船橋~東京湾観音~高宕林道~三石山観音寺ロングライド
■走行距離 211.4km ■TRIP TIME:約16時間
■走行ルート: 西船橋から国道357、16、465号でJR佐貫町駅方面に向かいそこから東京湾観音へ行く。再び佐貫町駅を
通り県道163号でマザー牧場まで登る。その後、鹿野山林道、高宕林道、怒田沢林道、香木原林道、鴨川有料
道路を経て三石山観音寺へ。その後国道410号、県道24号、国道357号に戻り西船橋へ。


 三石山までは約4kmの登り。緩やかな登りで助かった。昼食もとったこともあり比較的速く進むことができた。途中かなり 大きな地層を見ることができた。地層については全く分からないが、古い地層なんだろうなと思った。こういった地層はこの辺り では他の場所でもよく見られるらしい。

 15時半まえ。やっと三石山観音寺についた。16時閉門に何とか間に合った。私以外に2,3人お参りに来ていた。写真の入り口 を通り少し歩くとお寺が見えてきた。手前の建物は比較的新しい様子だがその奥にあるのが、「え?どうやって建てたの?」って 感じの建物であった(本堂?)。確かに大きな岩がお寺を押しつぶすようにかぶさっている。三石山観音寺は、室町時代に建てら れたお寺で、ひとつ願いがかなうってところから「ひとこと観音」とも言われているとのこと。

 写真を見ても分かるとおりお寺の上に3つの岩がかぶさっているようにある。こんなところに建てるっていうことは、ここが何らかの 意味がある場所なんだろうが詳しくは知らない。もう閉門間近だったので人も少なく近くのいすに座ってほっと休憩した。

 岩場の何箇所かには穴が掘られそこに仏様がいくつか祭られていた。周りにツタの葉がはっていたが、仏様が自然の 中に祭られている雰囲気がでていて良かった。本当はこの写真の隣にある階段を上がって進んでいくと奥の院があるの だがちょっと時間がなかったのでそこまでは行けなかった。


 お寺の入り口に靴の石造があった。石造の土台に高橋尚子の手形があった。高橋尚子はマラソン選手時代にここの お寺に頻繁に御参りに来ていたとのこと。スポーツ選手でここのお寺に来る人は他にもいるようだった。みんなひとつの 望みを叶えてくれる「ひとこと観音」にお願いに来ていたのだろうか。

   三石山観音寺を出た。後は上総亀山駅方面に向かい坂を下っていくだけである。のんびり下っていると、目の前に野生の 猿が横切った。谷側の崖のほうに降りていった。思わず自転車を止めて覗いて見ると親子の猿が歩いて藪の中に消えていくのが見 えた。高宕山では全く見れなかったが、こんなところにいるとは思わなかった。しかも殆ど下りきったところで民家も近い ところだった。餌とかを求めて降りてきているのだろうか。

 下りきったところで国道465号に出た。目の前に亀山湖が広がっていた。丁度夕日にあたってきれいだったので写真を 撮った。この後は国道465号に沿って千葉方面に向って走っていった。途中見かけた場所に来た。丁度一年前に久留里城址 にツーリングに来たときに通ったルートだった。久留里城址近くの湧き水を飲んで小休止。小学生が作った案山子の集団など も再び見ることができた。最初久留里線に乗って帰るのもいいかと思ったが時刻表を見ると1時間待ち。のんびり走って帰る ことにした。自宅についたのは20時。今回のツーリングはかなり色々見ることができたので非常に良かった。

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