#018 (1/2)
■日時: 2011/9/4
■場所:  西船橋~木之根峠~白石峠~横根峠~君鴨峠ロングライド
■走行距離: 213.73km ■TRIP TIME:11時間45分
■走行ルート: 西船橋から、357号で上総湊方面へ。交差点「湊」を県道39号に入りそのまま465号、県道88号を通
り木之根峠へ向う。その後長狭街道にでて白石峠を通り、再び長狭街道に戻る。長狭街道を保田方面に進み
横根峠まで行く。再び引き返し410号との交差点までいき、410号を千葉方面へ向って帰る。


 台風12号の影響で、東京方面は雨とのことだったが、千葉方面は曇りと天気予報であったので、千葉の峠を走りに 行く事にした。家を出たのが6時過ぎ。天気はよかったが、風がかなり強くこんなのが延々と続くと本当に峠越えれる のかが不安になった。
 で走り始めて60kmあたりの地点。雲行きが段々怪しくなり、いやな予感と思ったらいきなり雨が降ってきた。最 悪である。何度がツーリングで雨にあったことはあるが、大体がツーリング終盤近くだった。今回はいきなりなので、 かなりブルーになってしまった。まあそれでも走っていると、またあっさり止んで太陽が見えてきた。とりあえず助か った。しかし道路はぬれているので、ウェアは泥が跳ねてどろどろであった。

 最近MTBで東京湾観音を見に来たことがあったが、そのときに通った、佐貫町駅付近である。前回も醤油のにおいが したが今回も同じだった。前回写真には撮らなかった大きな樽の前で記念撮影。

 交差点「湊」を県道39号に入り暫く走っているとふと左手に赤い淵の看板があってそこには「岩谷堂」と書かれ てあった。奈良時代に行基が一夜で作ったとされる像があるとのこと。壁に穴を掘ってそこに仏様を彫ったりして いたようだ。パッと見、民家があるだけでその横の斜面はコンクリート。ふとみると細い坂道が民家の横にでてお り登ってみると小さなお堂があった。古そうなお堂だ。単に空き地に建っているだけなのだが、その周りの土の壁 には大きな穴がいくつもあった。

 結構驚いた。穴だけでなく小さな階段もあったりする。確かに壁に穴をあけてそこに仏様を祭るというのは色んな ところで見られはするが、ここの穴は結構深い。深いといっても奥行き10mもないが、それでもそれだけ彫って、 壁に仏様を彫っているのはあまり見ないなと思った。流石に一夜ではできんだろうとは思った。


 穴の中をのぞいて写真を撮った。壁に密教の仏像等が並んでいる、風化してしまっているものもある。これは何と しても後世に残したいものだと思った。個人的に千葉の観光地などの本を読んでいたので、ある程度は名所というの は確認してツーリング前に調べているつもりだったが全然気づかなかった。こういう発見は結構嬉しい。
 ちなみに行基といえば奈良の大仏を作ったと小学校の歴史で習った位。ただ千葉の近所のお寺とかでも行基にま つわる史跡はいくつかみた。ただWikipediaでも元々行基は近畿を中心として活躍した僧として書かれているようだ。 ただこうして史跡を見ると千葉にも来ていたんだなと思った。まあどこまで史実が事実なのかは分からないが。

 岩谷堂で写真等撮った後は、まずは「木之根峠」へ向かう。途中はのどかな田園風景が続く。ふと水車が目に止ま った。しかしよく見ると壊れているようだ。昔はもちろん使っていたんだろう。こういうものは無くなっていってし まうのは仕方ないとは思うが、昔の面影として残しておいてもいいのではないかと思った。(手入れしないとだめな んだろうけど。

 いよいよ峠への登りが始まるな、と思い走っていたが、まあ若干登りにはなっていつつもたまに下ったりして一向 に大きな登りが出てこない。道はナビのルートに従い走っているので間違いはない。もしやルートそのものを間違えた? と思い、ナビの先を見ていくとちゃんと道はあっていた。
 その内ナビ上に「木之根峠」が表示されてきた。しかし道の上にはない。ちょっと脇にある。右の写真で道の先に 道路標識が見えるがそこが位置的には、「木之根峠」に一番近いところだ。「あれこんなもんか。」と思った。これなら 想定より早く回れるかもなと思った。

 さてその道路標識の場所まで来た。確かにそこまでは緩やかなのぼり、そして反対側は下りとなっている。どこにも 木之根峠なんて書いた標識はない。東京の峠よりもかなり低いが、せめて標識位あってもいいじゃない?と思ったりし た。ちょうど鴨川市と富津市の市境であった。ただナビでみると少し位置が違っている。ふと車道の脇を見ると細い登 山道のような道があった。かなり急なので自転車は無理。この先にあるのだろうか。と思いつつも自転車を置いていく わけにもいかず先へ進むこととした。
 ネットで調べたらどうも登山道の中にあるようだ。知らなかった。

 木之根峠を越え下っていくと長狭街道にでた。そこを右折し、保田方面に進む。途中左折しそこから白石峠へのルート がはじまる。ここも緩やかなのぼりだ。あっという間にナビでは白石峠を指す近くまで来た。写真は白石峠から来た道を 撮った写真。こんな広い道路で緩やかなのぼりなので非常に走りやすかった。

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