#019 (1/3)
■日時: 2011/10/8
■場所:  西船橋~足柄峠~明神峠~三国峠~山伏峠ロングライド
■走行距離: 276.8km ■TRIP TIME:20時間
■走行ルート: 西船橋から、国道14号より、246号にでて足柄方面に向う。途中籠場インターの交差点を255号に入
りインター前交差点を県道78号線に入る。そのまま足柄峠まで行き、峠を越え県道385を下る。次に県道
147号を登り、明神峠、三国峠を越える。その後は道志道を下り、甲州街道経由で自宅に帰る


 今回の足柄峠、明神峠は平均斜度が11%という、前回自分が和田峠で経験し「めっちゃキツイ~」と思った斜度が 15kmほど続く。そして明神峠では16%という斜度の坂もあるということで、登れるのかい?と思いつつもやって みたいという衝動を抑えきれず、会社のメンバー含め3人で行くことにした。メンバーは、今年ブルベの最高峰PBPに 参加したNさん、屈強の足を持つG君。朝6時に246号線の片町という交差点に集合し、出発。
 246号線は渋谷から走っていったのだが、交通量も多くアップダウンが結構あった。しかもダラダラした登りが続く ので集合した時点で、丁度自宅から53kmだったのだが、もう疲れていた。
 

 走っている途中、G君の後ろタイヤがバースト。大和厚木バイパスを通って出口付近だった。私の後ろでパーンという 音がしたので振り返るとG君が「パンクです~。」。とりあえず安全な場所まで移動してバースト対応した。元々タイヤ にコブみたいなのができていて、G君自身気になっていたとのこと。やはり高速のスピードには耐えられなかったようだ。
セブンイレブン秦野菖蒲東店で休憩。全員の自転車。Nさんは、1年前にBOMAを購入。で、既に総走行距離が私を越えて いる。PBPもこれで出て、落車もし、タイヤも曲がったりとたった1年間だが、5,6年使ったって感じである。
 前輪が車輪を回すことで電気を充電できるようにもなっている。流石1000kmとか走るとなるとそれなりに装備が 必要なんだと思った。

 いよいよ足柄峠の入り口。この時点で100km走っていたので疲れていた。まだこの辺りは坂はそれ程でもない。 しかし後もあることだし、無理は禁物(無理しろといっても出来ない状態ではあったが)。一番軽いギアだけはまだ つかわないで行こうと思った。その後の16%の坂も残っているためである。まだこの辺りは10km/s以上はでて いた。

 足柄街道を登っていく。この時点では、既に3人バラバラで走行。G君に先に行ってもらい、その後私、Nさんという 順番。G君はやはり脚力があるんで、グングン登っていく。同じペースではとても走れない。この時点で10km/s以下で 走行していた。


 足柄市の案内の前で記念撮影。丁度登り始めてから40分弱。この辺りに地蔵堂とかもあるようだったが、とても じゃないけど寄る余裕はない。坂の勾配は、案内が分からなかったが、確かにキツイ。特につづら折れのところで左 に曲がるインコースは、あの部分だけだと11%を越えれていると思った位だ。立ちこぎでないと辛かった。

 もう少しで足柄峠というところの手前に「足柄万葉公園」という公園があった。万葉集に足柄峠が詠われていたこと からこの公園ができたらしい。ここも写真だけ撮って先を急ぐ。

 さて、足柄峠近くになると「足柄明神」という鳥居が見えた。足柄明神ってどっかで聞いたことあるなと思い、家 に戻ってから調べると、思い出した。その昔ヤマトタケルが東国平定の後、大和への帰路に着く途中この足柄山の麓で 休息して干し飯を食べていたところ、足柄峠の山の神が白い鹿に化身して彼の前に現れた。峠の神は邪気によって旅人を 衰弱死させ殺してしまうと信じられていたらしい。ヤマトタケルは、食べ残した野蒜(臭気で邪気を払うという)を鹿 に投げつけると、それが鹿の目に当たり、鹿は死んだという。この話だと山の神が悪いような感じだが、この足柄明神は その山の神を、ヤマトタケルの東国支配から当地を守ろうとした英雄として祭っているとのこと。物の見方ってのは色々 あるなと感じた。

 やっと足柄峠に到着。時刻は11時半前。足柄峠の看板が見えたスタート時点から1時間半弱。G君は30分前の11 時前に着いた。流石である。その後Nさんも到着。ここで休息。他の峠と違い結構立派。元々「足柄の関」があり、その 跡もあった。ただこの跡は映画のセットでつかわれたものとのこと。元々の関は、鎌倉時代の時点で既になかったらしい。 当時の群盗を討伐するために899年にできたというとだから、かなり古い関所だったとのこと。
 全員記念撮影を実施。

写真:G君
写真:Nさん

 1枚全員で撮ろうということで、足柄峠の茶屋前で記念撮影。峠の茶屋は写真右側の建物。立派だ。茶屋と言う感じが しない。この日は開いていないようだった。足柄峠辺りは、他に見るスポットが色々あったが、この先を考えるととても 見る余裕もないので少し休憩した後、出発した。

Bluecat MainRoad Bike Touring Report MainMTB Touring Report Main

当ホームページはInternetExplorerを基にして制作されています。このホームページに掲載のイラスト・写真・文章の無断転載を禁じます。
(C) Copyright 2008 bluecat All rights reserved