明神峠の激坂を越えると比較的なだらかな坂が三国峠まで続く。まあそれでも足にはかなり堪えたが・・・。登っている途中 A君が道端で休憩していた。「お疲れ様！」とお互い挨拶。ようやく三国峠が見えてきた。G君はもちろん先に着いていた。三国 峠には何人か登山客がいた。三国峠でぐぐると同じ名前の峠が色んな場所にあることが分かる。その中のひとつだが、あまりここ の三国峠に関する情報はなかった。ただここから去年同じメンバーで行った籠坂峠まではハイキングコースがあるらしい。 確かに位置的には近い場所だ。三国峠制覇記念撮影。写真はG君お決まりのポーズ。

写真：私

　Nさんも到着し、小休止。これで今日のイベントは終わり。後は道志道を下って帰るのみである。下りは寒い。ウィンブレを着て 丁度良かったくらい。例によって、G君、Nさんは速い。後ろから追いかけていくと途中で２人が立ち止まっていた。見ると非常に開かれた 景色が目の前にあった。「うわ～来たかいがあったね～。」と言って写真を何枚か撮った。晴れていたらもっと良かったのだが。 この辺りを三国山というのだろうか。三国峠は丁度神奈川県と山梨県の県境である。
　左側にちょっと写っているのが富士山だと思うが、雲に隠れて上の方は見えなかった。

　３人で写真を撮っていると、丁度A君が坂道を降りてきた。A君もここからの景色が気に入ったようだ。少し４人でしゃべった 後、折角だから写真撮らせてよといって撮らせてもらった。もちろんホームページに載せることも承諾済みである。ツーリングでは こうやって知らない人とも気楽に話したりできるのがいい。全員それぞれ写真を撮って、再度出発。写真は、A君。

写真：G君
写真：私とNさん

　このあとはずっと下り。昼食をまだとっていなかったので、どこかお店に入ろうということになった。流石にコンビニばっかだと 辛い。下りきったところが、国道４１３号の平野交差点の近く。昼食といいつつも１６時であった。なので早くどこかで食事をした くたまたま近くで営業していたお店にはいった。（店の名前は忘れてしまった。）私はジャンバラヤを注文。今回は手をつける前に 写真を撮った。腹が減っていたいたこともあったか、非常に美味しかった。
　食後少し休憩した後、出発。外はもうひんやりしていたので、レイシングパンツを履く事にした。可能なら短パンのままで行こう かと思っていたがやはり今後の下りを考えると履いた方がいいと思った。

　レストランを後にして道志道に向う。最初に山伏峠（現在は山伏トンネル）まで少しだが登りがある。まあ足柄峠や明神峠に比 べると緩やかなのぼりだ。写真はその山伏トンネル。この山伏峠の由来は、結構不気味。ある山伏がこの峠の近辺の村にやってきた のだが、この山伏が大変な悪漢でかつ豪腕で、村のものを略奪するわ、女性は襲うわ、すき放題やったとのこと。これに耐えかねた 村人達が全員でこの山伏を襲いこの峠で殺した。しかしその後村には疫病がはやったり、死人が相次いだ。神官により祈祷を行って もらったところ山伏の祟りということで、慰霊のための石祠を作ったとのこと。それ以降山伏峠と言われるようになった。という話。

　このあとはずっと下り。前回来た時は道志道を下り始めたところでもう真っ暗だった。しかし今回はまだ明るかったので、幾らか 写真を撮った。道志村には色んな伝説がある。最初はこの伝説の跡を見ながらツーリングというのも考えたが、やはりそんな余裕は なかった。
　道志道を下り、途中でG君と別れた。私とNさんは千葉方面にのんびり帰った。全走行距離は２７６ｋｍ。家に着いたのは２３時半 だった。かなり疲れたがいい経験できたと思っている。

　Nさんがブログを書いているので、そちらも見て頂ければと思います。以下のブログです。 ちなみにNさんのGARMINで取ったデータによると激坂のところは斜度２０％であったとのこと。マジ？

自転車ふるさと日記

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