#025 (2/2)
■日時: 2013/4/28
■場所:  西船橋~山伏峠~正丸峠~羊山公園
■走行距離: 237km ■TRIP TIME:17時間7分
■走行ルート: 自宅から荒川に沿って西高島平まで。その後、国道254号、463号、県道70号、
53号を通り山伏峠、正丸峠へ。その後正丸峠を国道299号方面に降り、羊山公園へ。
帰りは、国道299号を下り飯能で、行きの道と合流。その後は行きの道と同じ道で帰る。


 正丸峠の入り口から4.6kmの地点に山伏峠はあった。所謂きりとおしの峠で、道の両側は山なので周の景色が見える わけではない。一応記念撮影。
 峠ということもあり、一旦下りが始まる。しかし程なく再び登りがきた。正丸峠まであと1kmという看板があった。 おーもう後その位で終わりか、と思った。道は本当普通の峠道と変わらない。車に乗る人にはどの辺りが魅力的な場所な のだろうと思った。もしかすると反対側かもしれない。

正丸峠への案内標識
正丸峠への道。比較的緩やかな方。

 13時45分。ついに正丸峠に到着。峠の茶屋も立派なものがある。印象としてはもう少し広いところを想像していた が、それ程広くはない。峠の茶屋「奥村茶屋」からみえる景色はすばらしい。店は結構人が客が多かった。バイクの人や 自転車の人、車で家族連れの人等様々だった。当初の目的はここで完了。途中で買ったパンを食べて軽い昼食をとった。

峠の茶屋「奥村茶屋」
茶屋から見える絶景~。

 夫婦か恋人同士か分からないが、女性の方のロードバイクの色とウェアが非常にマッチしていてカッコよかった。自転車は ピンクと白。ピンクって結構いい色なんだなあと思った。そういえば娘がピンクの自転車が欲しいといって結構探したのを 思い出した。
 さていよいよ下り。この下りの道が悪い。しかも細いところもあったりしたので、車で来るのが好きな人はこちらのルートが 好きなのかな、と思った。と、途中綺麗な花が道に沿って生えていたので、思わず写真を撮った。
 正丸峠はあっという間に降りきってしまい、国道299号に出た。M須さんの言っていたとおり、羊山公園方面は渋滞中。 「まあ自転車で行けばあっと言う間よ。」などと軽い気持ちでスタート。

 正丸峠トンネルに入ったのだが、入り口を見ると約2km。「長いな」と思い入ると、歩道は一応車道より高くなっている が、歩道の幅が狭い!しかも路面が溝の上に蓋をしたものが延々と続いてその蓋と蓋の境が段差が多くガタガタいいながら 走ることになった。しかもちょっとハンドルを誤ると隣の車道に倒れてしまそう。車は速度はあまりでていないとは言え渋滞 中だからこけたら確実に車に轢かれる。かなりビビリながら2kmを走った。
 やっとトンネルを抜けたと思ったら何と下り!つまり帰りは登り!まあそれでもそれ程下りは続かないだろうと思ったが、 下る、下る・・・。途中やっぱ止めようかと思ったが、いやここまで来たんだ!ということで引き続き走り続けた。相変わらず 渋滞のままである。

 やっと羊山公園の看板が見えた。時刻は15時半近くだったが、まだまだ入る人は多かった。 自転車で来ている人もいた。さて実際に入園すると・・・・絶句。凄いきれい!!いやーM須さんと出会えて良かった~。引き 返さなくて良かった~。一面ピンクや水色、赤、白が綺麗に分かれていて本当綺麗だった。一瞬北海道の富良野を思い出した。訪れた 人は皆花の写真を撮ったり、友達に撮ってもらったりしていた。丁度斜面には座るところもあってそこで座ったり、斜面に寝転 がったりしている人もいた。僕もこれを全部写真に収めたいと思い写真をとりまくった。で、出来た写真がこのパノラマ写真。 いやー本当綺麗だった。

パノラマ写真その1
パノラマ写真その2

 また公園内には「秩父路特産市」があってそこも人でごった返していた。入ってみると、特産のソフトクリームだの、おでんだ の色々売っていた。お酒も売っており大繁盛だ。腹はそれ程減っていなかったが、桜ソフトクリームは美味しそうだった。買おうと 思うと結構並んでいる。結局ソフトクリームより喉が渇き、ペットボトルのお茶を買って満足してしまった。

ソフトクリーム屋さん

 中をプラプラ歩いていると「蜂蜜」を売っているところがあったのだが、人だかりが凄いので見ると蜂蜜の中に大スズメバチが2匹 入っているものを売っていた。その名も「大スズメバチの地獄漬け」。「でっか~。」と思わずビンの中の蜂をマジマジと見てしまった。 「この蜂も最後食べるんですか?」と聞くと「いえいえ、蜂さんはそのままサヨナラしてくださいね。」といわれた。 じゃあ何のために入っているのかというと、決して飾りではなく、健康にいいらしい。どんな風に健康にいいのか忘れてしまったが。 思わずM須さんと一緒に蜂採りを仕掛けたことを思い出した。あそこで捕った大スズメバチもこうやって蜂蜜に入れたら何かいいんだろうか。

オオスズメバチの地獄漬け

 鮎の塩焼きも売っていた。本当美味しそうで、いい匂いだった。さて、そうこうしているうちに16時を回っ た。本当30分位しかいなかったが、一人だったし十分それでも満足できた。で、いよいよ帰宅。まずは下りまくった道を正丸トンネル まで戻る。ただ以外にもそれ程酷い坂ではなかった。むしろ行きは渋滞の横を抜けていくのが大変で時間がかかったが、帰りの反対側は まだ渋滞していなかったので速く走ることができた。
 意外とそれ程疲れもせず正丸トンネルを抜け、本来のルートに戻った。
 正丸トンネルを抜けるとそこからは下り。まあいけるところまで自転車で行くか!と思い国道299号を40km/s前後で下っていった。 ライトはあるとは言え、やはり暗くなる前には町に出たい。結構急いだ。飯能の町に着いた時には薄暗くなっていた。ここでハンガーノック。 急にきた。疲れると気のせいか眠くもなる。まずいと思い、牛丼の松屋に入って牛丼を食べた。その牛丼の美味しかったこと!よく考えたら 朝から食べたものって菓子パン3つだけだった。牛丼を食べ少し店で眼を閉じた。これが非常に効いた。復活!となり再度スタート。 荒川までやってきた。河川敷は真っ暗。結構気味悪かった。なので最初から川沿いの道路を走って行った。行きで迷ったところも反対側から きたら何と遠回りしたことか!と思ってしまった。更に走っていると前方に黒い雲が流れているのが見えた。「何であそこだけ黒い雲がある のかな。」と思い、川の土手の登ってみると、何と川原の反対岸で建物か火事で燃えているのが見えた。消防車のサイレンの音が鳴り響いていた。 翌日のニュースで、金物屋から出火したらしく全焼。ただけが人等はいなかったようだ。
 今回のツーリングは色々サプライズが多く楽しかった。結局自宅まで自走で帰り、走行距離は237kmとなった。