
無事パンクせず、関宿城に到着!
いやー、やった~到着!取り急ぎ目的のものは全てに雨に降られず観ることができたなあ、と思った。
自転車をとめるところを探したらちゃんとロードバイクをとめるスタンドがあった。これは嬉しい。やっぱりローディは多いんだろうなあ。と思ったら早速ロードバイクに乗った人が入ってきた。
スタンドは非常に有難いです!
あ、こんな天気でも走っている人はいるんだよなあ、と思いながら自転車を置いて関宿城の周りを廻ってみる。
この城自体の建物は、近年に立てられたものだ。
実際には「関宿城博物館」となっている。入っても良かったが、まあ時間もかかってしまうしと思い、入らず敷地内を散策。
関宿城跡の周りは公園やちょっとした庭園もあって散策するには良さそうだった。晴れだったそれなりに人もいるのかなと思った。

関宿城は室町時代に簗田満助または簗田成助によって築かれたとされる。
その後の戦国時代では北条氏と上杉氏との間でこの地の争奪戦が行われた。最終的に簗田と組んだ上杉氏を北条氏が破った。
その後江戸時代には、徳川家康の異父弟の松平康元が城主となったとのこと。
庭園もあるみたいです。
東屋も庭園の中にありました。
城跡の周りはちょっとした公園になってます。
それ程歴史の教科書とかには出て来ず、あまり何か日本の歴史において重要なポイントとなった出来事は無さげだった。
関宿城の天守閣は江戸城の富士見櫓を模して建てられたとのこと。1671年に再建されて、1874年(明治7年)に取り壊されたとのことだった。

ミュージアムショップがあり、入口に「空気入れ貸します。」とあった。これはラッキー。
後ろタイヤの空気圧が少し減っているように思えたからだ。
ここでパンパンにしておけば少なくとも自宅までは持つだろうということで、前後のタイヤに空気を入れた。
さて観る物見たし行くか!と思い、城を出た途端、ザーっていきなり雨が降ってきた。
「こりゃ、ダメだ!」と思いまた城の敷地内に戻って自転車をショップの屋根の下に置いて休憩。
降ってきたよ~
隣に同じ様にロードバイクで来た年配の方が座っていた。
「酷い雨っすね。」
「まあ、天気予報で降るとは言ってたからね。」
「遠方からいらっしゃったんですか?」
「いや、近所に住んでいるんだ。」
まあ、この天気の中遠方から来る人は早々いないだろうなあ~って思った。ショップをぐるっと回った裏からは周りの景色が一望できる。そこにもロードバイクが一台止まっていた。
誰か雨宿りしているようだった。
それ程時間経たずに雨は止んだ。
まあ、また降るだろうが待っていてもどうしようもない。再度出発。残り観るところは、「三軒家鬼門除け稲荷神社」だ。

遠いのかと思ったら、城跡の直ぐ近くだった。
災難を避けるために「鬼門」の方角「北東」に神仏を祀ることを「鬼門除け」という。この稲荷神社は関宿城からすると「鬼門」の方角に位置する。
第12代城主「久世広之」が建立したとのこと。
ちなみに自分は「方位除け」ってのは今まで気にしていなかった。調べてみると僕は昭和44年生まれ。つまり「四緑木星」とのこと。
令和3年は運気は上昇とのことだった。
本当か?と思えることも仕事上多々あったが、まあ最近は落ち着いているから運気は上昇しているのか。。。。
まああまり気にしないでおこう。
神社と言っても、普通の近代的な家って感じ。その入口に建てている案内板を観ると昭和40年8月21日に発生した竜巻によって屋根が吹き飛んだとのこと。
元々こんな小さい神社だったら神社ごと吹っ飛んでもおかしくないんじゃないかと思った。屋根だけで済んで良かったというところか。。。
普通の家って感じですね。
さて、全て観た。あとは雨になるべく降られずに帰るだけ。・・・っつっても自分じゃどうしようもないが。。。

帰りは途中までは利根川の方の道を通って、途中から元の道に合流する。走っていると地元のバスが止まっていた。「まめバス」と書いている。
野田市ってマメが有名なんだっけ?と思って調べたら、野田市は枝豆の有数の産地だった。このマメバスのマメもそこから来ているとのことだった。
走っているとやはり降ってきた。
しかも土砂降り!丁度朝から何も食べていなかったし、七光台駅の近くのベルクスで雨宿り。そこでお茶とゼリーを買って休憩した。
休憩していたが雨は強まるばかり。「いやー、これちょっと位止まないかな・・・」と思いながら観ていた。
30分位で急に小雨に。「おし、行くしかない!」ってことで再度出発~。その後ずーっと走り続けたが不思議なことに一度も雨に降られなかった。
いつ降りだすか冷や冷やもんでした~。
無事帰宅。久々のツーリングで結構疲れたが気持ち良かった。
購入したサドルも特に問題なかった!
翌日自転車を洗おうとみたら、後ろのタイヤの空気が抜けていた。え?もしかして帰りヤバかったのか?我ながらヒヤッとしてしまった。