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■日時: 1995/9/14~17
■場所: 千葉~奈良
■走行距離: 599.1km
■走行ルート: 千葉の幕張本郷駅を出発。国道1号線を只管、関西方面に向って進む。奈良の
平城旧跡を通り実家まで、計4日をかけて走る。



 現在は2009年なのでもう14年も前のツーリングである。この翌年私は結婚するので、結婚前に一度実家の奈良ま で自転車で帰ってみたいと思い、連休を利用して決行した。記録についてはツーリングの特に簡単なメモから起こ すこととする。
 右の写真は丁度出発して少し走ってから撮った写真。場所はよく覚えていない。泊まりについては基本的にサウナ にでも泊まろうと思っていたので、荷物にはテント等は入っていない。なのでそれ程大変ではないと考えていた。 唯一着替えや防寒具と輪行バッグのみ入れていった。


 確か出発して、100km位走ってから撮った写真。場所は覚えていない。9月だがまだまだ暑い。汗びっし ょりであった。自転車はまだサスペンションに変える前。


 箱根が見えてきた。箱根を越えるかどうか迷ったが、やはり最初の難関は気合が入っている初日に超える方がよい と判断し、箱根を超えることに。箱根湯本についた時にはあたりは暗かった。それでも何とか箱根の山は越えようと 思い登りはじめた。ヒルクライムは何度がレースで出場したことがあるのである程度は自信はあった。登っていると 追い越す車の中の人は不思議そうに見ていたのを覚えている。そりゃそうだろう。

   何とか走り終えて頂上に。丁度ファミリーマートがあったので、そこで確か夜食を取った。トラックが数多くきて いてその中の一人が「こんな時間にツーリングかい?」と尋ねてきた。3日程かけて奈良まで帰ることをいうと驚いた 様子ではあったが、がんばれよと言ってくれた。前のファミリーマートのマークが懐かしい。
 この後箱根の山を三島の方面に下って行ったのだが、マジで真っ暗だった。ライトは持っていたがそれ程明るいライ トではない。本当に足元を照らす位だ。何で街頭つけないのかと一瞬思ったが、こんな山道の車道に必要はない。当た り前である。試しに自転車を止めてライトを消した。全く何も見えない。月や星の光があればいいが曇っていたのか全く 見えない。闇夜というのはこういうものを言うのかと初めて思った。外でこんな経験をしたのは初めてだった。突然怖 くなり慌ててライトをつけた後注意して降りていった。三島市の街の光が見えたときは安堵した。


 三島ではどこに泊まったか覚えていない。ただ翌日15日はお尻がめちゃくちゃ痛かった。ママチャリのバネのついた イスがほしかった。もちろんそんなものはないのでやむを得ず、タオルをサドルに巻いて何とか弾力をつけようと試みた。 写真はJR三島駅。


 15日は行けるだけ行こうとガンガン走った。東海道は箱根を越えたら殆ど登り下りはない。本当ならもっと違う道 に行けば楽しい場所もあったろうが、兎に角体力の問題もあるかと思うので、国道1号線を車の排気ガスに巻かれながら 只管走った。
 写真は、場所は覚えていないが多分下に流れている川は富士川ではないかと思う。

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