-No.7 STEM交換-

 ロングライドで活躍しているBianchiだが、長距離を走っていると前かがみの姿勢が最近辛くなってきた。
前から思っていたが、自分にとっては、ハンドルがやはり遠いのだ。しかも前かがみなら登りの坂でも腕の
力も使えばいいのだが、やはり長さがあっていないのか完全に力が入る感じではない。てなわけでステムを
短いものに交換することにした!

■TIOGA CINCH Stem 45mmを購入

 現在Bianchiについているステムは、最初からついているステム。長さは110mm。これが長いかどうかはそもそもの 自転車のサイズとも関係するのだが少なくとも自分にとっては長かったと思う。

元のステムとTIOGAのステムの長さの比較。

最初はハンドルの高さを変えようとも思ったが、ある程度限定的だしやはり遠いのは変わらない。ハンドルを引く力を利用しづらいのは変わらないかと思った。
で、ステムの交換に至った。条件としてはできる限り安く、後は色は黒。

 ネットで調べると結構あった。近くの自転車屋にも行ったが、余程セールでもしていない限り安くはないし、種類も少なかった。 で値段的にも妥当、デザインもまあまあ、サイズも豊富てなところで「TIOGA CINCH STEM」に決まった。値段は税込みで2592円。

 次にサイズだが、これは悩んだ。半分位かと思ったが自分でシミュレーションしていても、明らかにそれじゃまだ遠い感じだった。 で思い切って45mmまで短くした。商品そのもののスペック等は以下の通り。

 ・ボディ:アルミ合金 鋳造
 ・キャップ:アルミ合金 鋳造
 ・コラムクランプ径:28.6mm
 ・アングル:90°
 ・バークランプ径:31.8mm
 ・突き出し長:45mm
 ・重さ:125g

 実際の取り付けさほど難しいものではない。最初にまずハンドルをステムから外す。

まあこれは先にステムをフォークから外してもいいが、僕の場合は、とったハンドルを支える場所がいい場所がなかったので、なるべくブレーキワイヤー等に負荷をかけないようステムとハンドルを先に外した。 外すのは次に全面の4つのネジを取ればよい。

 次にステムのトップキャップを外す。

トップキャップを外す

中をのぞくと「スターファングルナット」が見える。スターファングルナットは、フォークに圧入されているだけである。 しかしフォークとステムを固定する要の部品だけであり、ちょっとやそっとじゃ取れない。キャップをきつく締めすぎると壊れるんじゃないかと思ってしまうが、そんなことはない。
あっさりステムは外れる。今回はここにスペーサーをいくつか入れるかも考えたがあまりハンドルが高くなっても力が入らない。今回はスペーサーはそのままとした。

 さてはずしたステムと今回購入したステムを比べるとその長さの違いがよくわかる。本当はやはりある程度長い方がいいような気がするが、まあ今回 この短いステムで試してみる。ちなみに元のステムは重さが175gであった。50g軽くなった!(って位の重さを肌で実感できればかなりすごいと思うが~(^^;)。手で持っただけでも全然わからなかった。(T_T))

   次に新しいステムの取り付けである。取った順と逆にしていけば良い。

ちなみに「スターファングルナット」はフォークを交換したときなどは圧入する。自分がサスペンションを交換したときは、サスペンションが中古だったのですでに圧入済みだったので 自分で入れたことはない。この作業も中々大変そうである。

 さて遂に交換完了。ハンドルに印字された文字は隠れてしまったが、TIOGAのロゴもまあ観れるしいいか。
自分の姿勢がどうなるか確かめてみた。それが以下の写真である。

ステムの変更前と変更後
ハンドルフロントの変更前と変更後

 各段に乗りやすくなった。写真だとあまり分からないが、確実に違う。これだけ違うんだと思った。実際には長距離乗ってみないと分からないところではあるが、 これで今度ロングツーリングに行って効果を確かめようと思う。

MTB CUSTOMIZE MAINBluecat Main

当ホームページはInternetExplorerを基にして制作されています。このホームページに掲載のイラスト・写真・文章の無断転載を禁じます。
(C) Copyright 2008 bluecat All rights reserved