#020 (2/3)
■日時: 2009/9/21
■場所: 養老渓谷
■走行距離: 30km
■走行ルート: 小湊鉄道の上総大久保拝島駅より林道月崎大久保線を通って大福山へ。その後
ハイキングコースを通って梅ヶ瀬渓谷に降りる。梅ヶ瀬渓谷から養老渓谷方面
へ行き、養老渓谷、粟又の滝を観た後、養老渓谷駅へ。



 しかし道も場所によっては一人通るのがやっとと言う場所もあった。写真の場所もそうだが道が基本的には濡れ ておりしかも足場の石も常に日陰になっていると思われるところは苔がいっぱいでもろ滑りそうで危険であった。 幸い滑ってこけるということはなかったが、かなり注意して進んだ。
 それにしても両サイドの崖から出ている木々が見事でまわり一面緑で非常に綺麗だった。もみじが多く紅葉の季 節になると回り一面が赤、黄色に染まり見事だという。もう一度その時期に来たいと思った。


 梅ヶ瀬渓谷移動中は、何名かのハイカーにあった。途中家族で来ている方がいて、小学生の子供だろうかMTB に乗ってくる私を観てやはり驚いていたようだった。まあ大体こういうところに自転車担いで来ている人間は普通の人 からすればやはり、まともには見えないだろう。「向こうは道ないよ。」と子供が教えてくれた。「君達が来れた のだから多分行けると思うよ~。」と答えた。
 写真は梅ヶ瀬渓谷を抜けたところ。この辺りはこういった断層が特徴的だ。ここまでは車で来れるようだ。非常に綺麗 な渓谷だったが、やはりMTBで来るところではなかった。ゆっくり歩くのがいいと思った。


 出口で写真を撮っていると老夫婦のハイカーがやってきた。軽く会釈すると同じ様にやはりMTBに驚いた様子。 家の近所は走ってもこういうところはやはり歳なので走れないなあ、と言われていた。梅ヶ瀬渓谷はMTBで走る ところではないと実感しましたが、走りやすい林道なんかだったら、MTBでのんびり走るのもいいですよ 等と色々話をした。その後養老渓谷駅に向かった。車が通れる道なので暫くは舗装されていないが走りやすい道が続いた。この道も回りはもみじ。秋なら凄い綺麗だろうなあと思った。


 養老渓谷駅に向かっていたが実際には駅につく前に養老渓谷に行くため別の道に行くことにしていた。ただ有 名な「宝衛橋」からの風景を撮りたく、そこまで足を伸ばした。なるほど絶景。写真奥に見える橋が観光ガイド では赤だったが、今は青になっていた。何人かの人が写真やビデオを撮っていた。橋の下も絶景であった。ここも 観光ガイドブックでは紅葉に染まった綺麗な写真が載ってあった。


 「宝衛橋」から舗装道路を10分程走ったところで有名な「観音橋」に着いた。この辺りは旅館等もあり正に 観光地という様子。かなり人が居た。橋の下では遊んでいる人々が結構いた。「観音橋」も渡ってはみたがその 先にある神社には特に寄らずに先に進むこととした。


 「観音橋」の直ぐ隣に遊歩道の入口があった。前の梅ヶ瀬渓谷の二の舞にならないか心配だったが、この遊歩道 の出口から先に粟又の滝があるので、ここにMTBを置くのも取りに戻る羽目になるので悩んだが、やはりMTB でいくことにした。入口早々に見える断崖。ここも梅ヶ瀬渓谷と同じような地家なんだと思った。


 遊歩道は完全に舗装されており犬を連れて散歩している方とか地元の方と思われる方も多かった。養老川は幅が 広く浅いので釣りをしたり、魚をとったりして遊んでいる人も多かった。家族連れや友人同士の方が多く遊歩道も 文字通り殆ど乗車せず押して歩いていった。水は澄んでいたが下流でもあり少し汚れはあった。


 10分程歩くと養老渓谷のメインと言われる弘文洞跡に着いた。確かにメインといわれるだけあり、切立った崖は スケールも大きく見事だった。下では家族連れが水遊びをしていた。Wikipediaによると以前はこの上部は 繋がって人が行きかいできていたが、「1979年(昭和54年)5月24日の未明に突如上部が崩落した」とのこと。 以前の姿を観たかったが、大多喜のホームページにその写真があった。地震の影響だった のだろうか、分からないが少し残念だった。それでも凄い迫力で暫くそこでボーっと観ていた。

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