#028 (2/3)
■日時: 2010/7/25
■場所: 西船橋~久留里城址~豊英大滝ロングライド
■走行距離: 172.35km ■TRIP TIME:12時間36分
■走行ルート: 西船橋から、国道14を南下。途中から国道16号に代わり姉ヶ崎の近く県道24号に入る。
そのまま24号を南下。途中から国道410号入り久留里城址へ。その後410号で、清和
県民の森の豊英大滝に行く。帰りは来た道を引き返す。



 資料館は無料で入れる。入ると涼しい。生き返る!と同時に長くいるともう出られないと思った。久留里城の歴史 にまつわる品々が展示されていた。歴史的には戦国時代に里見氏がこの城を本拠地とし北条氏と対立したところから 始まるようだが、建てられたのは色々説があるらしくはっきりしたことはわかっていないようだ。ネットで調べると 色々出てきたが詳細はここでは割愛する。
 資料館から少し離れたところに天守閣があるので、そこへ向かった。階段がありMTBでは登れなかったので(人によ っては登れるとは思うが)歩いて行った。


 天守閣への道は木陰となって気持ちよかった。途中「男井戸女井戸」という井戸があった。周りに草が生え井戸と いうより沼って感じだったが。魚も泳いでいたし。 里見氏が北条氏に攻められた時に籠城にも耐えれたのは、この井戸の水のおかげだったとのこと。江戸時代になると 新郎新婦がここの水を飲んで夫婦の誓いをたてたとのことであった。


 男井戸女井戸を過ぎたらすぐに天守閣が見えた。城と言えば大阪城や姫路城を思い出させるので、この久留里城は それに比べるとめちゃくちゃ小さい。「本当はもっと大きかったのだろう。」と思っていたがここに来る前ネットで 調べたら本当にこのような城だったとのこと。城にも色々あるんだとその時思った。
 この城自体はもちろん近代になって建てられたもので中に入ったら幾らか資料があるだけでただの展望台だった。

 天守閣に登りまわりの景色を見る。千葉って本当に低い山ばかりだなと思った。これだけ山があるのに皆同じくらい の高さの山ばかりである。ここまで綺麗に揃うと何か不思議な感じだ。一つか二つ位デカイ山があってもいいくらいな のに。天守閣で記念撮影。休憩していると先ほど追い抜いた親子が来た。出口で一緒になったが、子供がお父さんに向 かって「凄かったね。みんな、ワー、ワーって言ってたね。」と言った。お父さんも一瞬目が点。もちろん回りに客な んておらず私達くらい。私も横で聞いていて「おいおい、マジかよ」とくそ暑いのに一瞬寒気が。お父さんが「本当聞 こえた?凄いな!想像力が凄い」と言っていた。本当想像力が凄いだけならいいが・・・。戦国武者の亡霊がいても おかしくない場所だけに子供には、何か見えたのだろうか・・・?


 天守閣を出たのが丁度12時過ぎ。これから清和県民の森に行き、豊英大滝に行くのだがこの調子だと非常に暑い し帰りが遅くなる予感全開であった。やめるか、とも思ったが、やはり折角来たのに勿体無い。最悪帰りは疲れたら 輪行という手もある(一応用意はしてきた)ということで引き続き進むことにした。国道410号を只管南下。丁度 オートキャンプ場「フルーツ村」の近くまで来たところ、橋の下をのぞくと非常に綺麗な景色だったので記念撮影。 写真だと肝心の川が殆ど映っていなかった。失敗~。この後登りがあるがそれ程勾配は急ではなく楽に登れた。


 410号をさらに進むと展望台への入り口の橋にたどり着いた。もっともここに来る前に左折する 場所がありそこを進めば、舗装道路のままで豊英大滝にたどり着くことができる。しかし今回は折角なので展望台 からの景色を見ようと林道コースを選択した。橋の名前は「鍵掛橋」。ここからの道はマップケースではなく市販の 観光ガイドの本に載っている道順で行くことになる。

 いい感じの林道である。この状態で展望台まで行ければいいなあと思ったが、甘かった。その内完全に登山道に なり根っこだらけの道になった。まあ想定内であった。ところが途中で道が分かれていた。ガイドブックにはそんな ことは書いていない。標識もない。一方は下り、一方は登り。展望台なので登りの方だと思ったが道が若干草木に覆 われている。しかし下るのは嫌だと思い、登りの方へ。結果的に違った。途中で道が途切れていた。「畜生!」と思 い再び分岐点に戻り下り方面へ。降りて少し進むと道は広がり再び登りに。しかしまたもや分岐点。今度は「ロマンの森共 和国○○コース」と「ロマンの森共和国××コース」という風に標識があった。だがどこにも展望台のことが書かれてい ない。しかもどちらの道もちゃんとした道だ。「標識位ちゃんと立てとけ!」と内心思ったがどうしようもない。 勘で進んだ。

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