「水郷筑波国定公園」についた。元々季節はずれとは知っていたが、もしかして何か別のイベントとか、展示もの が見れたりしないかなと思い、行ってみたが閉まっているように思えた。というのはシャッターとかは無く、一応窓口 も開いているように思えたからだ。ただ窓口に人影はなかったので、入り口から入って誰か探そうと思った。入ってみ ると完全に閉店状態のようだ。すると管理人の方が来て今はやっていない旨を教えてくれた。「冬も何かできればいい のですがね～。悩んでいるんですよ。」と言われた。まあ今に始まったことではないので、冬はどうしようもないのかな という気がした。
　写真は「水郷筑波国定公園」の近くで撮った写真。確かに冬はどうしようもないかな。

　「水郷筑波国定公園」を出たあとは、今度は「加藤洲十二橋」という観光スポットに向かった。これも比較的近い。 ただ正確な位置がネットでも調べてもあまりよく分からなかったので、GPS上も仮のポイントとして表示しておいた だけであった。ポイントの近くまで来ても特に看板等ないので、近くの人に聞いてみた。すると今はシーズンオフな のでやっていない、ただ観ることはできると思うよ、との回答だった。行ってみるとなるほどと思った。十二橋という のは家と家を結ぶ橋とサイトで書かれてあったのだが、別に渡れるだろうと思っていた。しかし本当にその家に入らな いと渡ることはできず、では橋の下を歩こうかと思っても川のみで道は無いのである。川の両サイドは民家そのもので ある。というわけでスポットの一番端からは見ることはできたものの十二橋全てを見ることはできなかった。サイトに もその旨書いてくれておれば良かったのにと思った。

　「水郷筑波国定公園」も「加藤洲十二橋」も残念だったがまあ仕方ない。シーズンオフにくる方が悪い。十二橋の場 所を探すのに手間取り時間をとられていたので、気づくと１３時を回っていた。近くで昼食と取ろうと思い、道の駅 「水の郷さわら」に来た。ツーリングに行った時は道の駅を利用することが多い。道の駅はその地方の特徴を垣間見る ことができるからだ。「水の郷さわら」は大きかった。中のお店では地元で採れた野菜や果物、作りたてのパンなどを 売っていた。あまり腹は減っていなかったが、食べないとハンガーノック起こすので、作りたてのパンとリンゴを買った。 パンはメロンパンで元はこれの4倍の大きさ。みると本当にでかい。そこのおばちゃんが、1/4のものを薦めてくれたので 買った。

　リンゴは１個７０円。あまり金銭感覚がないのだが安いと思い買った。メロンパンは思ったよりふわふわで歯ざわりも よくおいしかった。もう一つはコロッケサンド。この２つだけで結構腹いっぱいになったのでリンゴは非常食用として とっておいた。フードコートもあったが人がいっぱいだった。皆どこに行く人達だろうと思った。「水の郷さわら」は利 根川に面しており、河川敷等かなり広く遊べるようになっている。特にイベント等はやっていないように思えたが地場特 産品販売所は非常ににぎわっていた。とりたての野菜や果物が新鮮で安いのだろう。もしかしたら毎週土日はこんな調子 なのかもしれないと思った。

　昼食をとった後は、利根川に沿って下流方面に向かって走る。次の目的は「津宮鳥居河岸」。ここにでっかい鳥居がある。 かつては香取神宮の表参道口だったとこらしい。サイクリングロードを走ってきたのだが、遠くからでも大きいというこ とがよく分かった。水運が栄えた当時はこの辺りも賑わっていたらしい。今は鳥居のみがポツンというか、でん！というか たっている。鳥居のすぐ向こうは川。夜来るとちょっと気味悪いかなと思ったりした。

　「津宮鳥居河岸」の次はいよいよ香取神宮へ。香取神宮への道もそれ程遠くはない。途中久々に坂を見たので思わず写真 を撮った。結構続く道かと思いきや、すぐに終わった。やはり千葉は平地が多い。

　香取神宮についた。「三大神宮」と言われるだけあって入り口も立派であった。時刻は１４時。自転車を乗りいれるのは さすがにまずいので近くの駐車場に止め、歩いて中に入っていった。
　香取神宮は、祭神は「経津主大神（ふつぬしおおかみ）」。あまり聴いたことのない神様だった。調べると日本書紀においては 反抗する地上の神々をことごとく征伐してからアマテラスに報告した、とある。偉大な神様であるには間違いないが、もっと 色んな意味で有名や重要な神々はいるだろうと思うのだが、どういう経緯で「経津主大神（ふつぬしおおかみ）」を祭神に選 んだのだろう。香取神宮に限らず、神社の祭神ってどのように決めるのか不思議だ。

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