鹿野山林道の終点で国道４６５号に出る。そこから斜度６％の登りが少し出てくる。今回のツーリングは長い登りはないが こまめにある程度の斜度の登りが出てくるので、それはそれで結構疲れた。

　途中で４６５号を外れ、民家の細い道い入っていく。舗装道路が続く。途中空家のそばに自販機があったのでそこで飲み物を 購入。ゴミが散乱している空家の前で猫の親子がいた。子猫が可愛かったが近づくとやはり逃げられてしまった。
　軽くアップダウンを繰り返していると、林道「高宕線」の入り口にやっと付いた。写真で真っ黒に見えるところはトンネル。 ただし通行止めになっている。ここを入っていく。写真だと真っ暗だが実際は向こうは見えていたので怖くはない。これが出口が 見えなければちょっと個人的には怖い。看板には「ニホンザル」が生息していること、イノシシがでること等が書 かれていた。写真右側に階段があるがそこが高宕山山頂までの登山道のようであった。

　入り口のトンネルは普通のトンネルであった。そのトンネルを抜けると完全にダートになる。「おおっ！やっと ダートだ！」と嬉しくなった。やっとＭＴＢ活躍の場がでたからだ。道は緩やかな下りになっている。道幅も普通か やや狭い。少し下ったところに、素掘りのトンネルがあった。「ここかあ・・・」と自転車を降りトンネルの中を 見る。確かに掘った後何も手入れをしていないようだ。壁は水気があり濡れている。大地震等にも陥落せず今まで 残っていたんだと思うと少し驚きだ。中は暗いので、ライトをつけないと足元が見えない。割と大きめの石がごろ ごろしていた。幸い蛇とか変な虫などはいなかったので良かった。

　いや～きてよかったと思いトンネルを抜けると再び別のトンネルが現れた。ネットでも調べておいたが千葉には こういう素掘りトンネルがいくつもある。何故千葉に多いかは正確には分からないらしいが、地層の地質によるとこ ろも関係しているようだ。何時作られたのかが記載した情報はあまりなかった。ひとつ目のトンネルと同じような 様相だった。

　林道の道は前述した通りダート。しかも比較的走りやすい。木や岩がゴロゴロしているところではない。写真に見るとお り比較的綺麗だ。走っていると前方から家族だろうか歩いて向ってくる方々とすれ違った。「この先はかなり道が悪いよ。」 と教えてくれた。お礼を言って走っていると、かなりぬかるんだ箇所がでてきた。ここのことを言っていたんだなと思った が、問題なし。

　 　走っていると切り立った崖のようなところがあった。崖といってもそれ程大きいもんではないが、非常に綺麗で、絵にな るなと思い写真を撮った。秋なんかに来たら紅葉で綺麗だろうなあと思った。

　３つ目の素掘りトンネル。入り口が草木で若干覆われていてちょっと不気味。高宕林道は始点から終点までは基本的に下り。 今回とったコースは良かったと思う。逆は辛いかもしれない。

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