Ｈ山山頂までは、基本的に未舗装の道が多い。最初の方は走りやすいところも多かったが、次第に根っこ等が多く登山道に なって押して歩くことが多くなった。今回は基本的に皆より先に行く体力もなかったのでとった写真はすべて後ろからの写真のみだった。

　根っこの多い道。私がえっちらおっちら登る中、Mさん、T君はこの登りを乗車しながら登っていった。何回か 真似しようとしたが、テクニックももちろんだが、そもそも足に力が入らずとても乗ってはいけなかった。写真は 押して登るIさん。Iさんはペダルがビンディングだった。フラットとしても使えるものではあったが、金属部と 金属部が滑って一旦登りで止まると乗車はかなりきつそうだった。

　がんがん登るT君。この坂も写真だとそれほどの斜度には見えないが、実際結構急であった。また斜度以外も地面 が乾いていて下手に前に体重をかけると後ろタイヤがスリップしてしまう。T君「いけるかな～。」といいなかがら 完全に登りきった。Iさんと２人で拍手。

　続いて別の坂を上るMさん。ここも急だった。Mさんも最初は登るつもりはなかったらしいがT君も登ったというこ ともあり挑戦、見事登り切った。
　写真にも写っているがＵ峠から登っている間もかなり多くの登山客にあった。

　・Ｈ山山頂に着く直前のIさんとMさん。（T君撮影）

　Ｈ山山頂に到着。丁度トイレの前で自転車を止めていると気の良さそうなおばちゃんが「あれ自転車で来たの ～？」とびっくりしていた。個人的には「他にもMTBの人はいるんじゃないかな。」と思ったがパッと見我々以外は いなかった様子。
　それにしても凄い人数であった。ここで昼食をとった。ハンガーノックとまではいかなかったが、かなり腹が減 っていて、あっという間に平らげた。暫くここで周りの景色を堪能し、おしゃべりしていた。丁度公園を出発し２０ ｋｍであった。時刻も１２時過ぎであった。

　山頂の様子を撮影。まるで団体さんが来たのではないかと思う位の混みようだった。バーナーを持ってきてトン汁 みたいなのを作っている人、焼き鳥を焼いている人など色々いて山頂だが結構いいにおいが漂っていた。Ｉさんとも 話しをしていたのだが、驚いたのが女性だけで来ている人が何人かいたということ。最近書店でも女性向けの登山の 本ばかりが置かれているコーナーもあったり「山ガール」がブームなのかなと思った。

　Ｈ山頂を後に来た道を下る。途中からＫ尾根に入り降りていく。途中２組ほどMTBで来ている方とすれ違った。 下りもやはりスリップが怖かった。Mさん、T君はやすやすと降りていくがとても同じスピードでいくと怖い。ただ前回 と違い、自宅でスタンディングの練習等をやっていたので、要所々で途中で止まり、段差をゆっくり降りるなどができて 個人的には嬉しかった。

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