坂を上っていくと途中のカーブで、ちょっとした滝があった。小さいが綺麗な滝だった。横に案内があったので見る と、「蛙（かわず）の滝」とあった。昔この辺りで悪い病気が流行ったときにこの滝の近くに住んでいた蛙が治したとの こと。車で登ったときはこんな滝など全く気づかなかった。やはり自転車ってのはいいなと思った。

小さいけど、立派な「蛙の滝」

　更に登っていくとまた別のチャリダーが登っていた。やはり登る人も多いんだなと思った。ようやく１号と大涌谷の分岐 点のファミリマートについた。ここで少し休憩。汗をかなりかいていたが休憩していると割と寒くなってきた。一応ウィンブレ は持ってきていたので、それ程心配はしていなかったがこの分だと大涌谷は結構寒いと思った。
　再度出発したが、丁度「箱根小涌園ユネッサン」の前に来たのでここで記念撮影。以前家族で来たところだった。色んな お風呂があって子供らは非常に楽しんだ。写真を撮ってすぐ出発。しかしこの建物の横に坂が非常にきつかった。短いから 良かったもののかなりキツイと思った。

箱根小涌園ユネッサンの前で記念撮影

　箱根小涌園ユネッサンの坂を上ると丁度、ユネッサンの外にある滑り台のプール（っていうかお風呂）が見えた。結構寒い が皆水着で滑り台を滑って楽しんでいた。大涌谷までの坂は結構きつかった。斜度が急ではないが、ずっと一定なので力を 抜ける場所がないという印象だった。ふと左手の林を見ると地面からもくもくと湯気が出ているのが見えた。最初は煙かと 思ったが違った。風向きが山側に向いていたのでこちらには来なかったが、隣にあった看板を見ると「火山ガス噴出！危険！ 立入禁止」とあった。そっか地獄谷とかも近くにあるって書いてあったかと思い出した。あまり近くに長居するのは良くない と思い引き続き登っていった。

立入禁止の看板

　暫く登っていると、車が渋滞し始めていた。いよいよ大涌谷に近づいてきたという証拠だった。以前行った時も車は渋滞 していて並んだ記憶があったからだ。渋滞している車を横目にスイスイと・・・というわけには行かず、殆どぜーぜー言い ながら登っていった。時々「お、がんばれ！」と車に乗っている人が応援してくれた。これは嬉しかった。「ありがとう！」 の代わりにガッツポーズをとった。
　で、やっとこさで大涌谷に着いた！着いて真っ先に思ったのが「寒い！」。すぐウィンブレを出して着た。かなりの人だった。 時刻は丁度１３時前。お腹も丁度空いていた。

大きな売店

　オートバイの団体の方々がいたが自転車は僕以外がいなかった様子。流石匂いが凄かった。それでもやっぱ気持ち良かった。 寒いので売店に入って、じゃがベーを食べた。結構暖まった。外が寒いせいか中は人でいっぱいだった。食べ終わった後は、大 涌谷の上の方に登ろうと思ったら近くに「神泉の湯」ってのがあった。お地蔵さんがあってそこに温泉水をかけてあげた。

じゃがべー。腹が減っていたせいか？凄く美味しかった。