#031 (2/3)
■日時: 2017/7/8
■場所: 三浦半島ツーリング
■走行距離: 118.9km ■TRIP TIME:13時間
■走行ルート: 横浜駅から、八景島方面へ。その後海岸線沿いに観音崎、剱崎を経由し城ヶ島へ。
三崎公園、荒崎、湘南国際村センターを登り、長者ヶ崎、由比ヶ浜へ。
鎌倉で輪行して帰宅。


あ、もしかしたら盗人狩りの場所知っているかな、と思い、近くで休憩していたチャりだーに聞いてみた。 しかし彼は盗人狩自体知らなかった。あまり有名ではないのかな、それとも場所が遠すぎるのかな、と思った。 まあ場所がわからなければ仕方ないかあと思い、先を急ぐことにした。

公園を出発したが、やはり盗人狩がこの近くなら見過ごしてしまうことになる。GoogleMapにも出ていない。

近くの地元の人に聞いてみようと思った。幸いすぐに農家があり野菜や果物を販売していた。 そこにいたおばさん2人に聞いてみた。

「あれ、このあたりじゃないよ、通りすぎていると思うわ。」と言われた。
「自分もそうかと思っていたのですが道路を走って居ても案内もないのでわからないんですよ。」と答えた。
すると「まあ、暑いからすいかでも食べなよ。」といってカットしたスイカを下さった。
「うわーすいません、ありがとうございます~!」といって頂いた。

美味しそうな果物が沢山並んでいました!

「多分ちょっと戻ったところに左に入る道がありそこから海の方に確かおりていける道があったよ。 ただ岩場だろうから自転車じゃ無理じゃないかな。」と教えてくれた。 スイカを頂いた後、「ありがとうございます。チャリは近くに置いとけばいいんで。じゃあ行ってみます。 ありがとうございました。」と言って元来た道を引き返した。


するとそれほど戻らない内に左折できる処があった。少し降りていくとお店があり、その前でトレッキングをしている感じ の若い男の人が休憩していた。

「すいません、盗人狩りってどこから行けばいいかわかりますか?」と聞くと 今行ってきたところですよ。といって道を教えてくれた。というよりすぐ横の急な坂道を降りたら海岸にでれるから海岸沿いに 歩いていけばいいとのことだった。

やった!早速自転車で坂道を降りる。急ではあったが、そんなに長い坂じゃない。すぐに海岸についた。 海岸といっても岩場で、途中からは完全に自転車では無理。仕方ないので自転車を近くに止めて歩いて行った。

岩場の海岸を歩いていきます。
割と開けた海岸にでました。
関東ふれあいの道の看板がありました。ここもふれあいの道なんだ~

ここの岩場は、何か波がそのまま固まったような感じだ。
千畳敷を思い出させる岩場だが、千畳敷より明らかに歩きづらい。暫く歩くと左手に先の方まで海岸が見渡せた。 そこに盗人狩りが見えた。

「やった~、こんなところにあったんだ」と感心した。もっと近くに行こうと歩いて行った。

開けた海岸の向こうに出ると、ついに「盗人狩」が現れました!
近くで観るとこの迫力。地面から突き出したって感じです。
違う角度から観た「盗人狩」。こちらも何とも言えない雰囲気が漂ってます。

それにしても足場はフナムシだらけだ。子供らは決して来たくないだろう。かなりデカいのもいる。あまり人が入らないんだろう。

盗人狩は、どうやったらこんなデッカイ岩というか壁というかできるのだろうと本当不思議になる奇岩だ。 もっとも、盗人狩りのひだの様な模様は、他の岩場や地面にもある。まあこの一帯自体が不思議な岩場の集まりって感じだ。 暫くここで写真を撮ったり周りの風景に見惚れていた。


近くで生き物をとっていた人に記念写真を撮ってもらった。 またその近くで釣りをしている人もいた。近くに行って「何が釣れるんですか?」と聞いたら「うーん、まあベラとかが多いかな。でも今日はさっぱりですよ。」 って言ったもののいけすには魚がいた。見るとハギの仲間だ。結構カラフルだ。「あ、釣れているじゃないですか。カラフルですねー。」「そう、この辺はやはり鮮やかな色のが多いですね。」 と教えてくれた。

降りてきたところから上を眺めるとさっき自分が走っていた道路が見えた。GPSは間違っていなかったんだなと思った。

ハギの仲間?カラフルでした。殆ど死にかけ~
この橋を走っていたんだなあ~。気付かないわけだ。

次は城ケ島だ。再び出発。道を教えてくれた農家の前を通ったので再び、立寄った。

「盗人狩り行ってきましたよ。ありがとうございました。」とお礼を言ってトマト4つ300円を買った。
かなり大きなトマトで美味しそうだった。「よかったね、まあまたスイカ食べていきなよ。」と言われまたもやスイカをご馳走になった。
黄色いスイカを頂いた。多分子供の頃一度だけ食べたことのあるスイカだ。 甘くておいしかった。何といっても皮が薄くなるまで食べることができて美味しかった。


盗人狩から、城ケ島はそれほど遠くなかった。
比較的大きな橋を渡ると城ケ島だ。まずは「馬の背洞門」に行くことにした。
前回来たときはそんなものがあるとは知らなず観てもいなかったからだ。

舗装道路から細い未舗装の道に入る。自転車をどうしようかと思ったが、まあ行けるところまで行って階段とかになったら担げばいいかと思った。 時刻は昼を回っていた。朝、横浜につくまでにパンを3つほど食べていたからそれ程減ってはいなかったが、やはり喉がかなり乾いていた。

細い未舗装の道を少し歩いたら到着です~。
隣にもぽっかり大きな穴が。

周りが高い草を覆われた道を暫く進んでいたが、視界が開けたと思ったら海岸に出た。 崖の上という感じだったので、自転車を担いで階段を下りて行った。何人か観光客も来ていた。 自転車担いでいるのは自分だけだったが。

「馬の背洞門」は本当見事だった。どうやってできたの?という位に岩の壁にドデカイ穴があき壁の上がわずかに繋がっているだけという感じだ。
その横にも小さな穴がある。看板に説明があったが、「波浪、風雨に浸食されこのような形になった」とのこと。波浪、風雨なんかどこの海岸でもあるが、このような形になるのは やはり独特の何かあるんだろうなと思った。

ここも岩場の海岸だ。先ほどの盗人狩りとはまた違う感じ。
暑かったが、湿度は比較的低く、風が気持ちよかった。

馬の背洞門の周りはこんな感じ。

海を見ながらここで先ほど農家で買ったトマトを食べた。甘くておいしかった。喉も潤され一石二鳥という感じ。 後で残そうかと思ったが結局3つ食べてしまった。


「馬の背洞門」のあとは、城ケ島公園に行った。公園自体には人は少なかったが、そこから海岸沿いにおりると岩場とはいえかなり広い海岸に出ることができ、 多くの人が遊んでいた。先に灯台がある。

岩場だが砂地もあり、岩と岩の間で少し泳げる場所があり、子供らが泳いでいた。
岩場から飛び込んでいたが、大人も飛び込んでいる位だったので、結構深さはあるようだった。それでも水がきれいだったのでここは素晴らしいとこだなと思った。

こじんまりとした灯台の周りは遊び場が多い様子です。
灯台の周りでは釣りをしている人がいました。
綺麗な海で飛び込んで遊んでいる子。気持ちよさそう!

岩場の先では釣りをしている人も多かった。灯台は本当小さな灯台だった。

これで今回観るものとしては大体観た。
まあ後はゆっくりマイルストンを回って行こうと思った。


城ケ島公園を出た後は、反対側の城ケ島灯台の方に向かった。以前来た時はそちらの方だけ行ったのだった。 こちら側が住宅もあり観光用のお店もいっぱいあった。観るのは灯台だけかなと思い、自転車は近くの場所に止め歩いて行った。

お店が立ち並ぶ道を進んでいくとあるお店のスタンドみたいなところに飼っている猫だろうか、寝ていた。 その寝方が暑くてたまらんという感じで、無防備に伸びた感じで気持ちよさそうに寝ていた。

暑いニャ~。
城ヶ島灯台近くの像。

灯台は近くだった。お店の隣の狭い階段を昇っていくと灯台があった。
灯台の回りはギリシャ風の噴水やモニュメントがあったが、小さくなんか却って貧弱にも見えた。