■ASG-CM14とASG-CM11の機能面の違い

基本的には自分が欲しい機能については殆ど同じであった。自分が欲しい機能は、
・作成したルートを登録でき、走っている時に表示できること。
・長時間のライドでも持つバッテリー。
・自宅で走ったコースのログを取得し編集等できること。
である。全て兼ね備えていた。
見た目は、CM11に比べると明らかに小さい。その分画面も小さくなっている。
ASG-CM11とASG-CM14のサイズの違い
ただ実施使ってみたところで画面が小さいからわかりづらいということはなかった。
使い方が自分が作成したルートを間違いなく走っているかを確認できればいいだけなの
で個人的には自分の位置とコースが表示されておれば大体わかる。
またCM11で嫌だったのが、画面タッチだ。きょうびのスマホなら接触式なのだが、CM11は感圧式だ。よって少し押さなくては
ならない。CM11は多分押しすぎたのだと思う。画面が全く反応しなくてなってしまった。

CM14も感圧式だ。しかし当初のCM11よりも反応も良く機能的には改善されているようだった。またCM11と異なりメニューや
スタートボタン等が地図表示エリアの外にあるのは良かった。なるべく地図の画面は触らせない様に作ってくれたのだろうか。
自転車に取り付けるマウンターも改善されていた。CM11では力を入れないと固定できないのだが、今回のは簡単だ。逆にこけたり
すると簡単に外れてしまうのではないかという不安はあった。CM11は自転車がこけてもネジで固定されているので外れることはない。
ただそれほどこけることもない。なので基本的にはこの改善はありがたかった。
■リチウムイオン電池の取り換えができない
しかし個人的には残念な部分もある。
一番はリチウムイオン電池が内臓されており、交換できないということだ。その分軽量化できているということだろうが。
バッテリーの時間は、最低限の機能利用で、16時間とマニュアルには書いている。実際ロングライドで試すと13時間位でなくなる。
CM11は、予備のリチウムイオン電池を買い、そちらにも充電していたので、途中から電池を変えることができた。しかしそれがで
ないので、別に充電器等を持っていく必要があるということだ。
そんなに何度も12時間近くになるツーリングはないかと思ったが、意外と僕の場合多い。少々おっきくても、電池は変えれるように
しておいてほしかった。

後、充電中も外部に表示ライト等がないので充電が完了しているのかしていないのかわからない。これも個人的には嫌だった。
まあメニューを表示してみれば充電されているかされていないかはわかるが、いちいち電源を入れてみないとわからないのが面倒だ。
PCとの相性は問題ない。ソフトもこれまで使っていたATLAS PlannerやATLAS Tourで対応可能なのは嬉しかった。ソフトが変わると
またインストールしなおしとか面倒だからだ。
他にもトレーニングモードとかCM11には無い機能が多くついている。自分は殆ど使わないのであまりどうなのかはわからない。
■値段はASG-CM11と変わらない。

値段の方は相変わらず3万円近くする。最近のスマホやタブレットでも3万円しないものも出てきている。単なるGPSなのにこの値段は
全く頂けない。バッテリー駆動時間が圧倒的にスマホ等よりも優れているというのが唯一の利点だ。ただそれだけでこの値段の差?
と思ってしまう。個人的にはもっと値段は下げれると思うのだが。自転車のGPSなんて普通に考えればスマホでも十分だ。
しかしロングライドではスマホはキツイ。需要が少ないからその分高いのだろう。後ライバル会社も少ない。GARMINなんかも相変わらず
高い。
スマホのバッテリーがもっと持つようになればいいのだがと思ってしまう今日この頃だ。
現時点で不具合は見つかっていない。CM11の時は、ハードそのものが固体差なのだろうか。非常に不安定であり。購入早々に修理に出したり
とかもあったがそのようなことはない。製品的には安定してきているということだろうと思う。
■Yupiteruのサポート停止(2021/8/23更新)

2019年以降、コロナ禍もあり、ほぼロードバイク等乗っていなかった。久々に2021年8月にツーリングに行こうとしてATLAS Tour Plannerで
作成したgpxファイルを読み込んでPlaceマークをつけようと思ったら・・・地図が表示されない。でYupiteruのサイトを確認したらGoogle
マップの度重なる仕様変更について行けずもうソフト更新は辞めたとのこと。2019年12月の更新が最後だった。
当然ソフトの更新も辞めたということだから、後継機種ももう出ないだろうと思ったらビンゴ。そもそも自転車のGPS事業からは撤退したようだ。
まあ、スマホがここまで普及し充電も持つようになったから今更GPSの機能だけのものは売れないと判断したのだろう。
一応作成したルートは、ASG-CM14に登録はできる。目的地はスマホに登録して行くしか今後はないかと思う。