-No.1 フロントサスペンション交換-

 使っていたサスペンションがへたってしまい、交換したくなりました。しかしマウンテンバイクそのものが
かなり古いモデル。最近のサスペンションを取り付けられるか、ヘッドパーツは合うものがあるか、そもそも
新しいMTBを買った方が安いのではないか?等不安・疑問要素しかない状態。しかし他の方のカスタマイズのホ
ームページを観ている内に「やってみたい!」という欲望に駆られ、超ど素人にも関わらず自転車で一番重要な
部位であるサス、ヘッドパーツの交換という危険な作業にトライしました!

No 写真 説明
#001 早速交換!!

作業開始。まずはフロントタイヤを外します。写真には出てていませんが、フロントフォークはおそらく中の エラストマーが完全にかたまって全く伸び縮みしません。
#002 ノーマルステムとサスペンションの取り外し

ノーマルステムの頭の引き上げボルトをアーレンキーで緩めて引き上げます。あまり緩めすぎて底に着いている ウスが外れない様注意します。
 ノーマルステムが取り出せた後は、ヘッドチューブについているロックリングと玉押しを外します。通常はこ れらを外す場合は、「ヘッドスパナ」という工具が必要なのですが、そんなものはありませんので(購入する気 もなかった)、家にあった「ウォータープライヤー」でとりました。あっさり外れました。ロックリング、玉押 しを外せば、フロントフォークは外れます。(右の写真参照)
#003 下ワンの取り外し

下ワンを取り外します。これは圧入されていますので、簡単には取れません。ヘッドチューブと下ワンの接触面 にオイルを垂らし、マイナスドライバーを上ワンの口から入れ、図の位置を叩きます。私の場合コツコツと叩い た位では外れず、最終的には、ガンガン叩きまくって、スポっという感じで外れました。

 注)この方法は、本等で読むと、ヘッドチューブを痛めることもあり、よくないと記載されていました。本当は 専用の工具(ヘッドワンポンチ)というもので取るとのことです。
#004 上ワンの取り外し

下ワンが何とかとれたので上ワンも同じ方法で・・・と思ったのですが、全くダメ。手を金槌で叩くは、ヘッドチ ューブの淵で切るわ、最後にはドライバーの柄がハンマーで叩きすぎてわれてしまいました。 そこで、今度は中に図の様に金具をいれ、イクレターパイプをいれそれをガンガン叩くという方法をとりました。 これもネットで載っていた方法です。しかしこれでもダメ。結局自転車屋へもって行きました。これだけ叩いて 外れないのだから簡単には取れないだろうと思ったのですが、30秒も経たない内に専用工具であっさりと取れました。 工賃も300円。まあ、自転車にもよるとは思うのですが、やはりもちは餅屋に任せた方がいいってことですね・・・・。(^^;)
#005 ヘッドパーツ

ヘッドパーツを購入に自転車屋○オサイクルさんへ行ったのですが、売っているヘッドパーツは5000円を超える高 級(と思っているのですが)のものばかり。もっと安いのないの?と聞いてもヘッドパーツは自転車でも重要な部 位なので、安いものは置いていない、とのこと。仕方なくネットで探してみることに。するとやはりネットの方が 種類は豊富でした。色々悩んだ挙句、TIOGAの「TG3 HDN007」を購入。TIOGAの中では一番安い。まあ個人的にはダ ウンヒルとかやるわけでもないし、普通に乗るだけなのだからこれでいいかと思い購入しました。
#006 自作ワン圧入工具

ワンをヘッドチューブに圧入します。専用の工具(ヘッドワン圧入工具)は高いので自作の工具で圧入します。ネットを観ていると色々皆 さん苦心してトライしています。私も早速チャレンジです。工具は写真の通り。ネジとボルト、金具のみの非常に 簡素な工具です。工具代合計395円也~。ちなみに専用工具の値段はこちら。圧入する仕組みは同じ。専用工具 の方が正確にスピーディーに作業ができるのでしょう。しかしこのコストの差は無視できませんでした。
#007 上下ワン圧入!

自作工具の方のコメントを読んでいる通り、圧入で一番難しいのが、ワンを傾けず、平行に圧入するという作業です。 やってみましたが、確かにちょっとでも金具板への力がずれると傾いて入ってしまう。最初ある程度入るところまで が苦労しました。しかし一度入り込むと少し傾いたら、浮いている方に力を加える様に締めなおすことで、意外に、 スムースに行きました。よっぽどワンを取る方が苦労しました。
#008 サスペンション

一番悩んだサスペンションです。新しいのを購入するには高すぎるので、結局オークションでゲットする方向に決め ました。何度も落札に失敗し、やっとこさ「SR SUNTOUR XCM」を落札することができました。5000円強で良品でした。 Vブレーキのマウントボルトが付いていないことに最初気が付かず、Vブレーキ対応可とあったので持ち主に連絡し、 送って頂きました。


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